4話 おっさんと俺
見て下さりありがとうございますm(__)m
「ふう、やっと着いたな」
疲れてはないが汗を拭う真似をしながら街を見上げる
「こりゃ街っていうより城砦だな」
砦の門の前で中を覗こうとしていると声をかけれた
「おいお前何をしているんだ」
それは門の前にいたいかにも騎士のような全身鎧のいかついおっさんだった
(何かめんどくさそうな予感がするぞ)
声をかけられてからこちらに来るまでのあいだにそう思っていた
「見たこともない服装だな、どこから来たんだ?身分証を見せろ」
(見せろと言われてもこっちは持ってないんだよな、一応警察手帳あるしみせとくか)
そう思いながら俺は手帳を見せた
「これは身分証の代わりになりますか?」
「?なんだこれは読めないし見たことないぞ。身分証がないのなら少しの間詰所まで来てもらうことになるがいいな?」
「...はい、分かりました」
下手に不審者と間違えられたらたまったもんではないので素直に従っておく
「ここが詰所の入口だ早く入れ。」
「分かりました。」
石の壁に木の扉でできたたてものにはいるとなかには椅子と机あと小さな棚があった
そしておっさんは小さな棚にあったこれまた小さな水晶玉のようなものを持ってきた
「この水晶の上に手をかざせ。」
そう言われて手をかざすと水晶玉が光りだしてしばらくすると淡い緑色に光り始めた
「おっ緑色か犯罪歴は無しだな、すまんな疑ってこれも仕事なんだ、お前身分証持ってないんだなそれに見たこともない服装だし、冒険者にでもなりにきたのか?」
いかついおっさんは笑いながらおれにそう聞いてきた
(冒険者?身分証明にでもなるのか?)
「あの、冒険者になると身分証明書が貰えるんですか?」
「おう、ギルドカードってやつがもらえてな、いろいろな場所で旅ができるらしいぞ」
(旅ができるのか、いいなそれ、よし冒険者になるか)
旅という単語を聞くとすぐに冒険者になることを決めた
「あの冒険者ってどこにいけばいいんですか?」
「?いったじゃねえか冒険者ギルドだよ」
「ああいやそういうことではなくて、ギルドの場所はどこですか」
「そっちかここを出るとすぐに大通りだからそこをまっすぐ行くと大きな建物がある筈だ、でそこが冒険者ギルドだってことだ」
「親切に道案内ありがとうございました」
「おう、出口はこっちだ気をつけていけよ、おっと待ってくれこれを渡しておくぞ」
渡されたものは石でできたドッグタグのようなものだった
「なんだこれ」
そう呟くと
「ああ一応の身分証だから仮身分証だなギルドに登録するときに受付のやつに渡してくれ、そうすれば身分がないよりは簡単に登録できるぞ」
と簡単な説明が帰ってきた
「それでは俺は行きますね」
「気をつけろよ」
親切なおじさんに見送られ俺は詰所から外へと出てていった
おじさんはこれから出すかはわかりません人名は主要キャラにだけ付けます、ほかのにも付けるかもしれませんが
覚えきれないんですm(__)m