32話 捕まった四人と戦闘準備
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「そろそろ、到着かな?」
俺は森の中を走りながら周りを見渡す
「ここに来るまでにも何体かゴブリンとも遭遇したし、ギルドカードでもこの周囲だから近くにあるはずなんだが.....お、あった」
そこで俺が見たのは縄文時代の竪穴式住居をふたまわりほど小さくした建物が十棟ほど立っている光景だった
「ゴブリンにここまでの建築技術があることには感心だが先に依頼だな」
走るのをやめた俺は周囲を気配察知を使いながらゴブリンがどのあたりにいるのかを探る
「コロニーの周りに二十くらい建物の中に四匹ずつくらいいるな....ん?この気配は、人間か?しかも四人ほどか、様子見と確認をするか」
次の行動を決めた俺は気配察知でゴブリンに見つからないように人がいると思われる建物の中に入っていく
「よしこの建物か、周りと中にはゴブリンが....いないな、入るか」
最小限の音だけで建物の扉(ものすごくボロい、というかただの板)を開けて中の人を確認する
「よし、確かにいるな、乱暴はされて...いない、良かった間に合ったのか」
静かに自分が遅れていないことに安堵しつつも部屋の中の人たちに声をかける、すると四人のうちの何人か(男二人)が警戒をした目でこちらを見てくる(猿轡、手枷、足かせをした状態で)
「大丈夫です、俺はギルドの依頼で来た冒険者ですよ、ほらこれがギルドカードです」
そう言いながらギルドカードを出してみせると、それなりに警戒心をといてもらえた
「では、今からあなたたちの枷などを外しますので、声は出さないでくださいね」
四人に乱暴に取り付けられたと思われる枷を力づくで引きちぎっていく
「ほらこれで解けましたよ」
「助けてもらってすまない、私の名前はサンというこちらにいる三人と狩りをしていたのだが、ゴブリンアーチャーなどに奇襲をかけられて捕まってしまった、やはり数の力には勝てなかった、ということかな」
助けた人はサンと名乗った、他の四人もそれに続いて自己紹介をしようとしたがここが敵地だということを認識させると戦闘の用意を整え始めた
「ああちょっと待ってくれゴブリンの討伐は俺がやるからあんたたちは早くここから避難してくれ」
「しかし、私たちはあなたに助けてもらったのですよ、それなのにあなただけ置いて逃げるなんてできません」
避難させようとするとサンではなく他の女の人が俺に言ってきた
「大丈夫だよ、俺が受けた依頼はあんたらの救出ではなくてコロニーの破壊だ、破壊できるからこの依頼を受けたんだ、それに正直に言っちゃなんだが、俺の使うのは範囲魔法でなあんたらがいるとそれが使えないんだよ」
まだ納得していない顔で俺に言ってくる
「でも先ほどギルドカードを見せていただいたときはランクがEだったじゃないですか」
「それは最近ギルドに入ったばかりですよ、それにのころうとしても力ずくであんたらを逃がすことだって出来るんだぞ」
四人はまだ俺を信じきれていないようだったがそれでも俺の必死の説得に理解はしたようでここから逃げることにしてくれたらしい
「よし、逃げると決まったのなら早いとこ逃げちまったほうがいい、ゴブリンからの逃げる道は俺が作るから、その時に起きる騒ぎにのって一気に走って逃げてくれ
そう言うと四人は「わかった」とだけ言い俺のあとについてくる、そして外に出ようとした時に発動していた気配察知が何匹かのゴブリンがこちらに向かって歩いてくるのを捉えた
「まずいぞ、このままでは見つかるな...おいあんたら、いまゴブリンが接近してきていてすぐに気づかれるだろうから、ちょっと早いがもう逃げ道を作る、だから走る準備をしてくれ」
一言告げて俺は爆槍の準備をするために水素と炭素を生成(火を出すと明るくてバレル可能性があるため着火の時に使う)する、そして四人の走る準備が完成したのと同時に扉の向こう側にいるであろうゴブリンに向けて爆槍を発動した
次は戦闘回です上手く書けるように頑張りたいです




