3話 若返りとスキル
「なんだ?!なんで若返ってんだ?!」
自分の歳が若返ってることに気づき慌ててポケットの中に入っていた携帯を使って顔を確認するとまだ学生時代だった頃の自分がそこにいた。
「あの魔道書がそういうものだったって事なのか?!」
自分でもこうなったわけを考えた
「まあいいか、老けるよりはまだましだな、うん」
無理やり自分を納得させステータスのほかの項目にどんな物があるか確認する
スキル:
武術:測定不能:一つの世界の武術を極めた者が取得するスキル肉体さえあれば物理法則を無視することが可能
「俺って人なのかな、なんだよこの物理法則無視って」
気になる項目を見ていきざっと見終わると気になった物をもう一度開く
スキル:
無魔法:1:自分の体からあまり離れていない場所なら無から他の属性に変えることができる
「魔法なんてあるのかよ、ますます地球じゃねえな」
「確認終了、よし、街を目指して動き始めますか」
(街までもうあと30kmくらいだな)
ステータス板?を消そうと思うとすぐに消えた
自分のスキルをみて驚いたが日が沈む前に街を目指すことにした
「うお!なんだ?」
動き出そうとするとまた薄い板(ステータス板)がでてくる
(武術スキル使用しますか?はい・いいえ)
(ん?スキルってことは最初から使ってなかったてことなのか?とりあえずはいにしておくか)
そう思いながら俺ははいを押した
その瞬間体の感覚が一気に軽くなるのを感じた
(?!スキルは使うだけでこんなにも体の感覚が違うものなのか)
いつも使い慣れているはずの自分の体が全く違うものになるような感覚を感じたが気分の悪くなるようなものではなくむしろ心地の良い感じた
そんな体を使って街を目指そうとする
「おお、すごいな軽く50くらいは出てるんじゃないか」
軽くランニングをするつもりだったのに勢いよく走り出してしまったことに驚きつつ
心地の良い風を受けながら走り続けた
(目指すは街このスピードだったら昼過ぎには着けそうだな)
スキルの説明はのちのちにしますm(__)m