28話 早さと御飯
見て下さりありがとうございます
「はあもうこんな時間か」
ため息をつきながらギルドの外に出て空を見上げると、既に空は夕方になっていた
「これじゃあ、前と同じで昼飯抜きの晩御飯か...おいい匂いがする」
隣にある宿からいい匂いがしてくるので腹がなる
「もう腹ペコだしさっさと宿に入って飯食うか」
そう言って俺は宿の中には入りおばちゃんに飯を頼む
「おばちゃん、すぐに飯にするからよろしく」
「わかったよ、まだ人も少ないからいつもより早くできるからそこらへんの席に座って待っててよ」
俺は、いつもより早いってどんなどんな速さなんだ?と考えつつ厨房に一番近い席に座るとおばちゃんが声をかけてきた
「ほらお待ち、熱々だから気をつけて食べなよ」
「はやっ!おばちゃん飯が早いのはいいんだけどなんでこんなに早く出せるの?」
いつもより早いと言っていたからわかってたがこのスピードで出されたことに驚いてしまい(だって席に着くと同時に出されるんだぞ)つい質問してしまう
「企業秘密って言いたいんだけどまあ簡単に言うと私特別の魔法だよほらこんな感じに」
そう言っておばちゃんが前に手をかざすと何もないところから出来立てのご飯が出てきた
「これはね、私がこれまでに作ったことのあるものを一瞬で作る魔法なんだよ、まあ今やったみたいに一から作るとなると魔力がすぐに枯渇しちゃうから材料を用意して作るんだけどね、ほらそんなことより早く食べないと冷めちゃうよ」
「わかったよ、それにしても魔法で作ってたとはね、だからこんなに早く出せるんだ」
数日宿に滞在して気になっていたことの一つが解消してすっきりした俺は目の前の料理に集中する
「今日の晩飯はチーズハンバーグか、実際には名前が違うんだろうが味は同じ感じだろう、では実食だ」
チーズハンバーグ(仮)以外の料理は黒パン、コンソメスープ(のようなもの)で一品一品の量が多いため結構ボリュームがある
「ハンバーグは....おお!かけられているチーズの濃厚さとハンバーグの肉汁があってジャンクフードのようなこってり感が出ている!しかし疲れてガッツリ食いたい時にはピッタシの味、でもこれはパンじゃなくて白いお米で食いたいなぁ....」
俺は主菜が充実しているのに主食が好みのものじゃないからがっかりしつつもハンバーグがとても美味しいためどんどんと食べ進めていった
次回もよろしくお願いしますm(__)m




