少しは周りを見ましょうね
少し書く間があいただけで、キャラの喋りが分からなくなりました。
まぁ、元から特徴無かったのでさらにわからない・・・すみません
これからの更新は仕事が休みの日や、休み前日とかに更新します。
翌日、仕事に行く両親を見送りソファーでテレビをココアを飲みながらのんびりと流れるアニメ映像を見る
この世界のアニメは、はっきり言って前世で見たアニメより面白くはない
けど、なぜか夢中になってしまう
今日も、お気に入りのアニメを見ているとチャイムが鳴った
今いい所なのに、誰よ?
少し不機嫌になりながらも玄関へ急ぐ
「はいはーぃ、どちら様ですか?」
玄関のドアを開けると、暗い表情の山田悠太が突っ立っていた
「どうしたんですか?そんな顔して」
「ど、どうしよう・・・俺のせいだよ!!」
焦っている先輩に、どう言えばいいのかわからないので私は冷静に「はい、そうですね。」と返してみた
「やっぱり!!だから麻織は、」
不意に山田悠太が出してきた名前に少し嫌な予感がした
北川麻織に何かあったのだろうか?
まさか、大怪我をしたとかじゃないでしょうね?
だとしたら、何で昨日の私は北川麻織を止めなかったのよ!
「北川先輩に何かあったんですか?」
「透のやつが麻織に手を出そうとしたから、俺はそうさせないために・・・後ろへ軽く麻織を隠そうとしたら、後ろが階段だったこと忘れてて麻織は滑り落ちちゃったんだよ」
「なるほど。少し心配して損しました」
ストーカーにやられたのではないのなら別にいだろう。
「そこ、人として心配してあげてよ!骨折までさせちゃったし・・・これh「それは、もう嫁にもらうしかないですね!はい、先輩の恋人探しも無事に終了しましたーパフパフ!!なので、これ以上関わらないでください。さようなら」」
そう言って笑顔で玄関のドアを閉めたのでした。
その後、私はメインキャラ達とは関わりなーく幸せに暮らしましたとさ
で、終われたら困らないわよね
ドンドンッとドアを叩く音に背を向け自室へと向かう
自室に入るとベッドに寝転び天井を見上げた
無心になろうとしてみたが、ドアの叩く音が自室のある2階まで響いて逆にイラついてくる
仕方なしに、再び1階へ下りて、玄関のドアを開ける
「うるさいですよ。近所迷惑です先輩」
「だったら、一緒に麻織のお見舞いに行ってよ」
「ヘタレですか?」と言ってみたいが、別の言葉を口にした
「一緒に行ったら、二度と関わりません?」
そう聞くと、山田悠太は大きく首を上下に振る
「この約束絶対に覚えておいてくださいね」
それから、私たちは北川麻織が入院している病院へ向かった
骨折の原因はただの不注意による転落事故となっているらしい
受付の人に聞いた病室へたどり着き、扉を軽くたたいて「失礼します」と言って部屋の中に入る
部屋は四人部屋のようだが、北川麻織が寝ているであろうベッド以外空なので今は一人部屋のような状態だった
そして、部屋の中に北川麻織であろう人物いがにもう一人、彼女のベッド近くにある椅子に座っている男がいた
あぁ、帰りたい
としか、思えなかった。
「透!!」
男の姿を見て私の隣にいた山田悠太が驚いた表情で彼を見ていた
「静かにしてくださいませんか?麻織さんは、眠っているのですよ
それに、どんな顔で彼女に会いに来たんですか?
麻織さんを突き落とした悠太先輩は」
「別に、突き落としてなんかは・・・
ただ、お前から麻織を守ろうとして!!」
「守るために、突き落として怪我をさせたのですか?
しかも、お見舞いに知らない女を付き添いにして彼女の元に訪れるとは
彼女が可哀想ですよ。
と言うわけで、
ください♪麻織さんを」
最後の方は笑顔で言ってきたこの男、日野透
北川麻織ルートのライバルキャラで彼女のストーカーだ
「んー、まぁ
透が大事にしてくれるなら麻織はあげてもいいんだけどね
今までの行動見てたら、どうも透には麻織を大事にできそうにないから
あげれないよ」
「じゃぁ、これからはもっと大事にするんでください♪」
「ダメ!」「ください」「やだ」「くださいよー」な会話がその後10分くらい続いた
私、ここに何しに来ただろうか?
帰っていいわよね。
だって、山田悠太でさえも私の存在忘れてそうだし
帰っても気づかないと思うの。
と言うわけで、その場を出ていった
予想以上に簡単に出て行けたのだった
本当に予想外に透君の登場が早かった・・・。
それにしても、主人公特徴がないなぁ
一応、裏設定では主人公はヤンデレを引き寄せる能力が~とかなってたんですけど
あれ?それ、特徴なのかな??
まぁ、その設定は表には出てこないので関係ないですけとねー
次の更新予定、10/6,7のどちらか。