6/15
第5作戦
不定期にも程がありますね……
どんなに明るく振る舞っても
やっぱりあなたにはわかるんだね。
なのに。
あなたは肝心な事には気付かないね。
あなたにとってあたしは何ですか?
事の始まりは奴からだった。
「近くに遊園地が出来たから5人で行かない?」
突然のせーちゃんからの誘いだった。
勿論5人とは、
あたし
せーちゃん
亜美
基
千夏ちゃん。
みんながスケジュールを確認している中、
せーちゃんがコッソリ近付いて来て、
「基とお前2人っきりにしてやるから。」
と、あたしにしか聞こえない声で言う。
この人は本気?
その後、同じ事を亜美に言いに行くせーちゃん。
待って。
亜美には言っちゃダメだよ。
だって、亜美は……
「だからさ、基とさーよを2人っきりにしようぜ。」
亜美はチラリとあたしを見た。
何か言い出そうと言う顔をするが、
「……分かった。」
と小さく言う。
ダメだよ。
亜美は、
基が好きなんだから。
日程は結局、来週の日曜日に行く事になった。
その日を境に、
あたし達はどんどん離れていく。
勿論。
そんな事誰一人として知る筈もなかった。
今回もこんな文章を最後まで読んで下さって有難うございました。
次回もお付き合いして下さると嬉しい限りです。




