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鈍感王子  作者: 蒼咲 秀
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第5作戦




不定期にも程がありますね……











どんなに明るく振る舞っても


やっぱりあなたにはわかるんだね。







なのに。







あなたは肝心な事には気付かないね。







あなたにとってあたしは何ですか?









事の始まりは奴からだった。



「近くに遊園地が出来たから5人で行かない?」


突然のせーちゃんからの誘いだった。


勿論5人とは、


あたし

せーちゃん

亜美




千夏ちゃん。


みんながスケジュールを確認している中、

せーちゃんがコッソリ近付いて来て、



「基とお前2人っきりにしてやるから。」


と、あたしにしか聞こえない声で言う。


この人は本気?



その後、同じ事を亜美に言いに行くせーちゃん。










待って。







亜美には言っちゃダメだよ。






だって、亜美は……







「だからさ、基とさーよを2人っきりにしようぜ。」







亜美はチラリとあたしを見た。


何か言い出そうと言う顔をするが、







「……分かった。」


と小さく言う。







ダメだよ。




亜美は、










基が好きなんだから。










日程は結局、来週の日曜日に行く事になった。









その日を境に、




あたし達はどんどん離れていく。







勿論。












そんな事誰一人として知る筈もなかった。








今回もこんな文章を最後まで読んで下さって有難うございました。

次回もお付き合いして下さると嬉しい限りです。

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