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鈍感王子  作者: 蒼咲 秀
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第3作戦

はりきりすぎて、更新の速さに自分でもびっくりです。


ただ未だに二ページ目の作り方が不明の為、少ししか話が進めません。


ご了承お願いします。



いきなりやって来た転入生の第一印象。




「女の子」




その子を見た瞬間、びっくりした。



小柄な身長。


黒髪に腰より少し上くらいの長い髪には、ふんわりウェーブがかかっていて。



端正な顔立ちで、


唇は少しぽってりしてて。




まさに、完璧な

「女の子」



平等なんてこの世にはない。




でも、あたしがそんな彼女を気にしたのはビジュアルなんか関係なく、







名前だった。




彼女の名前は『箱井 千夏』







お気付きでしょうか?









彼女の席は、






あたしと




あいつの






間でございます。






あたしとあいつの大切な繋がりの一つが



簡単に消えてしまった。






時を重ねる度に、あたしとあいつの距離は離れて行く。




お願い。






あたしからあいつを離さないで。




あたしはあなたが




怖い。




そんな事なんか、全く気にしないアンポンタン王子は、さっきから彼女と笑いながら話をしている。







「戸塚…小夜子ちゃん?」



え?


びっくりして、慌てて後ろを向く。


「な…何?」


「あっ今日から前と後ろの関係って事でよろしくね!」


ふんわり笑う彼女を、真っ直ぐ見れない。


「さーよ、無視は感じ悪いぞー。」



うっさい、バカ王子。


「『さーよ』?」


「『小夜子』だから『さーよ』!」


あたしの事を、笑顔で話す彼。

胸がきゅうっとなる。


でもあたしの事なのに、全然入っていけない。



それに…



「なる程!






あたしも『さーよ』って呼んでいい?」


「いいんじゃない?クラスのみんなも『さーよ』って呼んでるし。」


彼女に向ける笑顔。


止めてよ。


同じ顔であたしを見ないで。




でも気付いていなかったのはあたしの方だった。


この時から既に、あいつはゆっくりあたしから離れて違う道へ歩いていた。


格別の笑顔を向ける彼女の方へ。




ゆっくりと。

やっぱりこんなに長いのは二ページにするべきですよね…


こんなヘボ小説でも読んで下さり、感謝の嵐でございます!

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