第5話 お買い物と神様
あけましておめでとうございます。お久しぶりです。
投稿が遅くなってしまい申し訳ございません!また早めに投稿できるように、頑張って書きたいと思います。
「ゴーズさん。終わりました」
[じゃあ次は何でも屋に行くか?ところでどうだった鍛冶は。]
「そうですね。こちらでの初めての鍛冶ですしいい経験になりました。それにユーグさんよりいいものを作ったとかで認められましてペンダントを貰いました。」
[まじか!そのペンダントは自分より良い物作ったやつに渡すもんじゃねえか!あいつより腕がいいとはビビったぜ!そりゃあそこでも職には困らなそうだな!]
「それはよかったです。戦闘が向いてなくてもやって行けそうです。」
[そういやこっちに来てからまだ戦闘したことがないんだっけか?lv1でこの辺の魔物は危険だしなあ....]
そうなんですよね。戦闘に行かなかった理由は、ユーグさんの話でlv40程度の魔物しかいないと言っていたのもあって流石に出るのはやめましたね。
[でも異界人ってのは神様の力で生き返れるんだよな?]
「そうですよ。でも一度死んだ時に、ペナルティーがあった気が?」
こういう時は妹に聞いてみましょう。
・・・・・・・・・
お、帰ってきましたね。ふむふむlv10までは特にペナルティーなしで行けると、しかも倍率もかかっているらしいですね。
やってしまってもいいのでは?
「ゴーズさん。レベルが10を超えるまでは死んでもペナルティーがないらしいです。」
[死んでもって...まあいい。じゃあ用事がすんだら戦闘をしに行くか!俺がついていくしカバーもするけど自分でできる限り戦闘しろよ?]
「分かりました。ありがとうございます。頑張りますね」
[今度は何でも屋についたぞ!ここの店主はフェリスっていって便利グッズを自作したりできる器用な婆さんだ。]
[だ~れが婆さんだって?あら美人なお嬢ちゃんがこんなおっさんと一緒にいるなんて危なくないかい?]
[おっさんて...てか危なくないわ!]
「よくしてもらってますよ?」
[そりゃあよかったよ。それにしてもいい子だねえ。それで何しに来たんだい?]
「買いたいものがありまして、料理道具なんですけど。」
[料理道具かい?そこの棚のあたりだね。]
「ありがとうございます。」
初級料理Box 500G
料理初心者用の料理道具が入ったBox
中級料理Box 700G
料理にそこそこ慣れてきた人用の料理道具が入ったBox
上級料理Box 1000G
料理道具がすべて入っている料理上手い人用Box
[とりあえず料理できるにしても初級から買っていくのがいいと思うよ。スキルレベルが低い時はできる料理も多くないからね。]
「そうなんですね。では初級を買いますね。」
[はいよ他に何か欲しいのあるかい?]
「お肉以外が欲しいですね、お肉は狩りで手に入れる予定なので。」
[じゃあ初級で作れるレシピとそれに見合ったものを用意するよ。]
塩 砂糖 醤油 酢2種類 にんにく コショウ2種類 バター 小麦粉 白菜 大根 じゃがいも 人参 ネギ ショウガ ミルク 卵 トマト
ものによって1つと言っても量が変わってきますね。
例えば塩は1kg醬油は1Lバターは一箱大根は一本じゃがいもは一袋卵は一ケースと量と呼び名が変わりますのでスーパーで買い物するような感じですね。
「では、すべて1つずつもらいます。」
[分かったよ。全部で3000Gだね。]
3000G支払って受け取ります。
「ありがとうございますまた買いに来ますね。」
[はいよ。まいど!]
とりあえずは、お肉が手に入れば料理できる感じには整いましたね。
それでは、レッツ狩りの時k...
「まずは、稲荷様に挨拶に行こうな。」
そうでした。早いほうがいいでしょうし今すぐに行きましょう。
・・・・・・・・・
というわけで、村の北側にある神社にお邪魔しています。
そこそこ長い階段を上った先には幻想的な風景が広がっていました。
大きい赤い鳥居が階段を上がて数歩の所にそびえたっていて、両脇には満開の桜がずらりと並んでいて、その奥に見える拝殿に鮮やかな赤の振袖を着ている九尾の女性が座っていました。
きっとあれが稲荷様なんでしょう。襟のあたりが肩まで広がっていて胸元がかなり開いていますね。私も負けてはいないと思いますが、なかなかスタイルがいいです。
[稲荷様!異界人の狐人族のお嬢さんを連れてきましたよ。]
「初めまして、私はキャロルと言います。ゴーズさんの言う通り異界人ですよろしくお願いします。」
[はい。初めまして。異界人でここに来たのはあなたが初めてだから嬉しいわ。とりあえず上がってお話でもしましょ?]
「分かりました。お邪魔します。」
そういうと拝殿の奥の扉が開きましたね。
本殿の役割も担っているわけですね。神様が住んでいるっていう点では。
・・・・・・・・
中は日本家屋や武家屋敷のような内装になっていますね。なかなか落ち着く場所です。
稲荷様直々にお茶を入れてくれました。
[気に入ってもらえたかしら?]
「そうですね。落ち着く雰囲気の場所です。」
[ならよかったわ。私もここが好きなのよ。あなたならいつでも来ていいからね私の子供みたいなものだもの。]
「本当ですか?ありがとうございます。そういえば狐人族っていないんでしょうか?」
[そうねえ。この世界の住人では何人かいるとは思うけど、異界人ではあなただけだと思うわよ?あなた達はこっちでの体を選んでくるって聞いてるけど、私は1人くらいで良いと思っていたからあなただけじゃない?ほかの獣人族の神は多くても気にしてなかったりするから多いと思うけどね。]
確かに選べる種族は人によって違うって書いてあった気もしましたがこういう形で関わってくるとは。
こっちの設定まで知っているとは神様には、ある程度知らされているんですかね。
「そうなんですね。なら選らぶことができて幸運でした。」
[喜んでもらえてありがたいわ。そうだわあなたにあげたい物があったの。持ってくるわね。]
なんでしょうか何だか家に来た孫にお菓子をあげる感じの言い方でしたが。
まあ淹れてくれたお茶でも飲んで待ってましょう。
最後まで見てくださりありがとうございます!これからもよろしくお願いします。
タイトルが第2話になっていたのを直しました。