表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/8

第2話 種族スポーン

遅くなってすいません!

やっとゲームをプレイし始めましたねえ。もっと早く面白く書きたいのですが難しい。文才が欲しいところです!

一瞬ふわっとして真っ白で見えない世界が突然色が付き本当に”異世界”に来たかのようです。

と言うか


「何ですか?ここは...」


私の周りには、石階段や和風の建物があったり桜が咲いていてさらに階段を登った先に真っ赤で大きな鳥居が鎮座していますねえ?

多分この先に神社があるんでしょう。

まあ、きっとここが狐人族の種族リスポーンのスタート場所になるんでしょうね。

βテストでは種族リスポーンというシステムはなかったらしいので、どんな場所かは知らなかったのです。

そういえば、今のゲーム人口がβプレイヤーが300人、一陣が1200人の1500人いて人外族が3割くらいしかいないらしいですね。しかもβでは1割くらいらしいですよ。

そしてマップではお地蔵さまがワープポイントの役割になっているっぽいですね。

とりあえず登録しまして。


〈ここをリスポーン地点に登録しますか?〉


画面真ん中に出てきたので登録しておきます。

種族リスポーンにもある程度の住民はいるんですね!

最近のVRMMOの住民たちは、NPCとは言えないほど独立して思考したり行動するAIなので、VRMMOが出る前の普通のMMORPGの住民とは圧倒的な差があるようです。

プレイヤーと住民の見分けがしにくいらしいです。でも住民は死んでしまったら死んでしまうし好感度もあるっぽいですね。


因みに初期防具はTシャツと綿っぽいズボン、革のブーツですね。

防御力は、胴防具が6、腰防具が6、脚防具が3です。


「さて、やはりこういう場所は探索するに限りますね!」


というわけでまずは街並みを散歩しつつしっかり探索しましょう。


「まずはどこに行きましょうか」


まあ神社に行くのは最後にします。なら街のほうしかないですね。

・・・・・・・・・

軽く見て回った感じでは和な種族(鬼、天狗、(たぬき)など)の見た目をした住民がいました。

一度お地蔵さまの場所に戻ってきました。アイテムボックスの確認をしたいと思います。

アイテムボックスの中にあったのが

初級HPポーション×5

初級MPポーション×5

それと所持金は5000ゴールドとなってますね。

ゴールドとはこちらの通貨でGと表示されてますね。

それにしても狐人族の住民を見てないですね?


[そこのお地蔵さまの近くにいる嬢ちゃん!]


お地蔵さまの周りには私しかいないのですが...私でしょうか?


「私のことでしょうか?」


[そうそう嬢ちゃんのことだ!ちょっと聞きたいことがあってな]


「何でしょうか?私にこたえられることであれば、と言っても私さっきこの世界に来たばっかりなのであんまりなさそうですけど。」


[いや良いんだ、来たばっかりということはやっぱり異界人なんだな!実は最近この世界の女神様たちからお触れがあってな、[ほかの世界から前回来た人数より多い1500人の異界人が来るから準備しておいてね]と言われてある程度消耗品とかストックしておいたんだが一人も挨拶することがなく少し見たらすぐ始まりの街にワープしていっちまうからみんな予想外で寂しくもあるんだ。]


ああみんな種族スポーンがどんな場所か確認したらすぐ始まりの街にワープして戦ったりしたいんでしょうね。


「多分みんな戦闘したりするためにここは見に来たくらいなんでしょう、なので逆に私のほうが少数派なんでしょうね。」


[そうなんだな...確かにこの辺りにはほとんど魔物は沸かないからな、沸いてもこの辺りにはlv40の魔物しかいないし...]


ん?いまlv40って言いましたか?βテスターでもlv25のプレイヤーが最高レベルと結花から聞きました、lv高すぎませんか?


「私たちの中で一番高いレベルの人でもlv25までしかいませんのでどのみち歯が立たないですよ...私lv1ですし...」


というかここの人たちはそんな高レベル魔物を物ともしないなんてやばすぎませんか!?


[そうなのか!じゃあどのみち興味が持てないのは分かるな。だがその割には嬢ちゃんはいろんなとこを見て回ってたが?]


「ああ、私は気になったら見たり体験したりしたいタイプなので街を回ってみたかったんですよ。」


[なるほどな。じゃあうちに来てくれ!街を案内してやろう!]


個別クエスト〈東方村(とうほうむら)の住民の長と街を散策しよう!〉


これはこの街の住人と仲良くなるチャンスですね。さっきは気にった場所はありましたが声はかけずらかったので。

ん...? 今住民の長とか言いましたか!?村長じゃないですか。突然偉い人と知り合ってしまった...

・・・・・・・・・

そんなこんなでまずは村長さんの家に来ることになりました。


[とりあえずそこに座ってくれお茶を準備してくる。]


「そんなに気を使わなくても大丈夫ですよ?」


[いや良いんだ。むしろここら辺の神様の稲荷様と同じ種族の異界人をおもてなしできるんだ!光栄なことだよ。今のところ稲荷様と同じ種族の住民も異界人も見たことがなかったしな!]


「それならお言葉に...」


ん?なんだかそれどころではないようなことを言っていたような...


「待ってください!稲荷様って誰ですか!?」


[ん?ああ異界人の嬢ちゃんは知らなかったな。稲荷様っていうのはここ一帯を管理している神様みたいなもんだな、嬢ちゃんみたいな狐人族は子孫みたいなもんやで。獣人族は大体なんかの神様の子孫だって聞いてる。]


なんですかそれは...種族の説明にはなかったですが、この世界の歴史のようなものですかね


〈ワールドアナウンス〉

〈プレイヤー:キャロルによってこの世界における「獣人族(けものびとぞく)」の成り立ちについての情報が更新されました。ヘルプで情報を確認できます。〉


まさかのワールドアナウンスになるとは...

まあいいでしょう。


「では初めに稲荷様にご挨拶をするべきでした。」


[すぐにワープしていかなかったし、この街を見て回るのを喜んでくれると思うぞ。まあ最後に挨拶に行ってほしいがな。]


「分かりました。街を見て回った後に挨拶に行きます。」


[それがいいな!じゃあ街を案内しようと思うんだが、どっかいってみたいとこってあるか?]


「とりあえず武器屋と防具屋を見に行きたいですね。そのあとに料理系の食材や調理器具を見たいです。」


料理スキルを取るの忘れていたので今取ることにしましょう。

〈スキルポイントを4P使って料理スキルlv2を取得しますか?〉

取得しちゃいましょう。

〈料理スキルlv2を取得しました。〉


[分かった。じゃあまずは武器と防具を売っている鍛冶屋に行ってそのあとにアイテム屋に行こうな。]


「はい。案内お願いします。」

実は狐人族とドラゴニュートって50人に1人くらいしかキャラメイクで表示されないんですよなのでその2つを引いた主人公って引きがいいんですよ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ