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最近一週間投稿と書いてあるのに二週間ペースでごめんなさい。


「……レティアちゃんのレベルが、1に下がっているわ。」

「「「えっ!?」」」


今ルアはなんて言った?レベルが1に下がった?そんなことあり得るのか?


「か、【鑑定】。」


自分自身に【鑑定】を発動させる。そして出てきた私のステータスは………


名前:レティア

種族:ブラッドヴァンパイア D+

LV:1/25〔25/25〕

HP:45/45〔608〕

MP:35/35〔598〕

筋力:30〔593〕

耐久:30〔593〕

敏捷:30〔593〕

魔力:40〔603〕


「嘘、でしょ。」

「残念ながら嘘ではないみたいね。」


本当にレベル1に下がっていた。ステータスもレベル1の時のものに下がっている。こうなったのは十中八九【真祖へ至る道】の反動だろう。


「もしかして強力な反動ってレベルダウン?」

「一応経験値の消費という説も立てられるけど、その場合も結果はレベルダウンだと思うわね。」

「じゃあ今レティアちゃんが身体を重く感じたり倦怠感を感じたりするのは、レベルが下がってステータスも下がったから?」

「おそらくそうね。敏捷や筋力のステータスが大幅に下がって自分の身体の使い勝手が変わり、それに対応できていないからと推測できるわね。」

「そんな……進化できたのに……」

「まぁ元気出してよ。またレベルを上げればいいだけだから。私とイルアが手伝うから。」

「本当!ありがとう二人とも。ハクもよろしく頼むよ。」

「コォォーン!」


ハクのもふもふを堪能しつつこれからの予定を考える。とは言ってもしばらくはレベル上げになるだろうけど。


「じゃあレティアちゃん。私とイルアは中断してる仕事にそろそろ戻らないといけないから、本当はもっと話していたいけど一旦離れるね。しっかり休んでね。」

「休息は大事。抜け出してレベル上げ、とかしたら、ダメ。」

「しないよ、そんなこと。というか今はそもそもこの状態だからできないよ。そういえば話を聞いていて気になったんだけど二人は今なんの仕事をしてるの?」

「城壁の外に積み上げられているギルドマスターと副騎士団長が全滅させたフォレストウルフの死体の処理とか、今回の件で元々森に住んでいたフォレストウルフやゴブリンが減少した影響で増えた他の魔獣の間引きとかね。」

「今はちょうど休憩で、戻ってきてた。ずっと任せておくのは、申し訳ない、から、そろそろ戻る。」


どうやら戦いの後始末をしているみたいだ。今回のスタンピードの攻略は森で行われたから街にはあまり被害がないみたいだけど、その分崩れた生態系の調査や魔獣同士のパワーバランスの調節を行っているようだ。


「そうなんだ。頑張ってね。」

「ありがとうレティアちゃん!頑張ってくるよ!」


そう言ってからタルトとイルアはこの部屋を出て行った。


「ルアは仕事大丈夫なの?」


私は部屋に残ったルアに目を向ける。


「私はまだ大丈夫よ。あなたに会いにくるために一旦全ての仕事を終わらせてきたもの。まぁ、あともう少しここにいれば報告書の山ができるだろうし、そんなに長居はできないけれど。」


ルアは、はぁと溜息をついた。


「そうなんだ。お疲れ。」

「えぇ、本当に疲れるわ。ところでこれ、なんだと思う?」


そう言ってルアは赤い液体が入った小瓶を取り出した。それに私の目は釘付けになる。


「それは……血?」


本能的にそれがなんなのかわかった。それと同時に飲みたいという欲求に襲われた。


「正解よ。これは血。その反応を見るに吸血衝動を体験するのは初めてかしら?」


吸血衝動?確かブラッドヴァンパイアに進化する時にそんな言葉を見たような気がする。


「まぁ初めてかはともかく、レティアちゃんは今吸血衝動に襲われているのよ。吸血衝動をほうっておくと最終的に死に至るわ。」

「え、死ぬの!?」

「ええ、死ぬわよ。吸血鬼は意外と簡単に死ぬのよ。とはいえ吸血衝動をすぐに満たさなかったからとして、即座に死ぬということはないから安心しなさい。」

「そうなんだ。少し安心した。」


私はほっと一息をついた。


「でもレティアちゃんはブラッドヴァンパイアだからあまり余裕はないわよ。ブラッドヴァンパイアは特に吸血衝動が強い種だからね。他の吸血鬼と比べると猶予は半分くらいかしら。」

「上げてから落とさないでよ!それって私は大丈夫なの?」

「まだ大丈夫ね。だけどこれからどんどん吸血衝動が強くなると思うわ。理性を失って暴れ回るようになり、やがて死ぬまでに誰かから吸血させてもらうことをお勧めするわ。」

「それは私にくれないの?」


私はルアが持つ血の小瓶に目を向ける。


「残念だけどこれはあげられないわね。それにレティアちゃんには血を飲ませてくれそうな人がいるじゃない。」

「タルトのこと?」


確かにタルトは私のことをよく心配してくれるから、もしかしたら吸血衝動のことを話せば飲ませてくれるかもしれない。


「だけど何か申し訳ないような気がして………。」

「そんなこと気にしないでタルトに頼ればいいじゃない。タルトもレティアちゃんに頼られたいと言っていたわよ。」

「えっ?」

「あなたが寝続けている間にタルトが私に話してくれたわよ。龍が出た時レティアちゃんに頼ることしか出来なかった。だから私はレティアちゃんに頼られるようになりたいって。」

「………。」

「じゃあそろそろ私は仕事に戻るわね。仕事が終わったらレティアちゃんの部屋に行くようにとタルトに伝えておいたから、その時に吸血させてもらいなさい。じゃあそれまでゆっくり休んでね。」

「え、ちょ、ちょっと待って!」


ルアを呼び止めようとしたが、声をかけた時にはもういなかった。


とりあえず私は寝て休むことにした。


宣伝?ですがTwitterで生存報告的なのをしたりゲームについて呟いたり小説の状態について呟いたりしているので、気になった方は作者マイページにアカウント名を書いてあるので見に来てみてください。


最後に観覧ありがとうございます。

執筆のモチベーション上昇になりますので、ブックマーク、感想、評価などよろしくお願いします。


この下にあると思われる星をたくさん押してくれていいんですよ。


次回おそらく最終回です。

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