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40 落ちた龍と黒血の吸血鬼

お知らせ的な物があります。


「ははっ!行くよ!」


右手で黒血剣を強く握って(ドラゴン)に向かって走り出す。


(ドラゴン)の観察をしつつ距離をどんどん詰めていくと、(ドラゴン)の口元にエネルギーが溜まっていっているのがわかった。おそらくブレスを撃とうとしているのだろう。


私は二回りほど大きくなった羽を羽ばたかせて飛び上がると、先程(ドラゴン)が開けた大穴に向かって飛ぶ。(ドラゴン)は頭を動かして私に狙いを定めるとブレスを放った。


「それじゃあ当たらないよ?」


未来の自分の力を宿したことで大幅に身体の性能が上昇している私は空中を高速で自由自在に駆け回り、風属性の不可視のブレスを簡単に避け切った。


「これはお返しだよ。」


大穴から外へ出ると、持っていた黒血剣を黒血弓と黒血矢に変化させて下を向いて構える。


下を見ると、(ドラゴン)が洞窟の底から私に向かって飛んでくるところだった。


「落ちてね。」


私は黒血弓と黒血矢の両方にMPを込めて性能を強化すると、(ドラゴン)の頭に狙いを定めて矢から手を離した。


直後、ドォォンという爆裂音がして(ドラゴン)が落ちていった。


私は黒血弓を元の黒血に戻すと、自分の右腕に傷を付けてそこから流れ出た黒血と混ぜてもう一度黒血剣を作り出した。


そして私は羽をゆっくりと羽ばたかせて、洞窟の底に落ちていった(ドラゴン)を追いかけていった。


「たった一撃で無様な姿ね。」


先程の私の一撃で(ドラゴン)は背中を抉られ肉が見えていた。羽も巻き込まれていたようで、羽翼には多数の大穴が空いている。もう飛ぶことはできないだろう。(ドラゴン)は地に伏せていて、私をじっと睨みつけてくる。


「頭狙ったんだけど避けられちゃったか。まぁ、そんな簡単に終わっちゃってもこの力を試しきれなくてつまらないからちょうどいいや。もう少し私を楽しませてよ。」


そう言って私は(ドラゴン)の体を思いっきり蹴り上げた。私の数十倍の大きさと重量を持つ(ドラゴン)の体が宙に浮かび、続けて繰り出した回し蹴りで(ドラゴン)の体が吹き飛び洞窟の壁に叩きつけられ落ちた。


「あはっ!凄い!凄い!(ドラゴン)でさえ手足も出させずに鏖殺できる圧倒的な力だ!」


生態系の頂点とも言える(ドラゴン)を一方的に痛めつけることができるほどの力。今の私のステータスは(ドラゴン)を簡単に一蹴できるほど大幅に上昇しているようだ。


「もう動けないのぉ?もうちょっと私と遊んでよ?」


黒血剣を地面に突き刺し、拳を握って(ドラゴン)の頭を殴打する。(ドラゴン)の頭の頑強な鱗がボロボロになって落ちていく。最初のうちは呻き声のような物を挙げていたが、途中で声をあげなくなった。


「まだ生きてるよね。もっと私を楽しませてよ。」


私がそう言って拳を振り上げた時、


「GUUUAAAAAAAAAA!!!!!」


(ドラゴン)が急に起き上がり、左前脚を私に目掛けて振り下ろしてくる。どうやらずっと反撃の機会を窺っていたようだ。


「ははっ!楽しい!最高だよ!」


私を潰そうと振り下ろされる左前脚を左手で持った黒血剣で半ばから斬り落とす。さらに黒血剣を右手に持ち替え(ドラゴン)の体の下を潜り抜けて右後ろ足を斬り裂く。(ドラゴン)は自分の体を支えられなくなりその場で倒れ伏す。


「もう満足かな。それにもう少しで【真祖に至る道】の効果も切れるしね。だからさよならの時間だね。」


私は歩いて(ドラゴン)の頭の前にまで移動する。そして、


「楽しかったよ。ありがとう。」


黒血剣を横薙ぎに振るい、(ドラゴン)の頭を落とした。


今ここに吸血鬼と(ドラゴン)の戦いが終わりを迎えた。


龍殺しを成し遂げた吸血鬼は数秒後、元の姿に戻り背中から倒れた。


お知らせ的な物です。


実はあと数話書いたら一旦完結にしようかなと考えています。理由は書き直したいからです。この小説は自分でもなんでこんな複雑な設定にしたんだと思うところがあったり、説明がわかりにくかったり、わけのわからないことを書いていたりと本当に酷いできだと思っています。これは私の力不足のせいです。そこで、一度終わりにし、設定をもう一度練り直し、構成を練り直し、とにかくたくさん小説を書いて技術の向上を図り、他の人の小説を読んで勉強をしてからもう一度この作品を書きたいと思っています。なので、読んでくださっている方には申し訳ございませんが、あと数話で完結にさせていただきます。本当に申し訳ございません。以上お知らせ的な物でした。


最後に


観覧ありがとうございます。

執筆のモチベーション上昇になりますので、ブックマーク、感想、評価などよろしくお願いします。


この下にあると思われる星をたくさん押してくれていいんですよ。

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