9 管理者
最近サブタイトル決めるのとても雑だと思う。
「どこか休めそうなところないかな〜〜〜。」
探索を再開してから数十分、歩き続けているが休めそうなところが見つからない。1箇所だけ休めそうな小さい池を見つけたけど、魔獣の足跡が付近にたくさんあって水を少しだけ飲んで離れた。水場が有れば水を飲もうとする魔獣が来るし、それを狩ろうとする魔獣がいる。水場に近づくのは最低限にしようと思った。
そういえば、歩いているうちにHPは全回復したけど、骨折は治らなかった。怪我をするとHPが減るけど、HPが回復した時に怪我も治るということではないらしい。つまりHPの全回復=怪我の完治ということではなかった。
骨折が治るまで左腕が使えないのはつらい。どうにかできないかなぁ。そんなことを考えていたときだった。
(仕方…い…つだ…。少……力を………や…。)
「!?」
私に地下室で鑑定を使わせようとした声が、再び聞こえた。唐突に聞こえた声に私が質問しようとしたとき、今度はシステムの言葉が聞こえた。
[システムの管理者が×××××の要求と力、レティアの願いを確認、承認しました。]
[レティアに特殊スキル 【自己再生LV1】を与えます。]
「何が起こっているの!?」
前にも聞いた不思議な声が突然聞こえたら、今度は普段とは様子の違うシステムの声が聞こえた。しかも、そのシステムの言葉にはシステムの管理者という気になる言葉があった。
そしてシステムの管理者というのが、私に特殊スキル 【自己再生LV1】を与えた。
本当に何が起こっているんだ?思考がハテナでうまる。考えても考えても何もわからない。私は一旦考えることを止め、与えられた【自己再生LV1】を鑑定することにした。
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特殊スキル 【自己再生LV1】
このスキル保有者の元々の治癒能力を大幅に強化し、骨折のような治癒までに時間のかかる怪我をMPを消費して早く直すことができるようになる。また、部位の欠損などの通常では直らない怪我も直すことができる。
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「今の私にピッタリなスキルだ。」
私が今一番欲しいスキルといっても過言ではないと思う。早速、自己再生を発動させて骨折を直す。結構MPが減ったが、MP高速回復があるから今は気にしなくていいかな。
収納からトレントの果実を取り出して齧る。ちょうどいい甘さが思考で酷使された脳に広がっていく。脳を休ませてから、もう一度ゆっくりと考えていく。
推測だが、最初に聞こえた言葉の主が、システムの管理者という存在に私に【自己再生】を与えるように干渉した。それをシステムの管理者が承認したことによって、私に【自己再生LV1】が与えられた。私が考えられるのはここまでだ。
しかし、あくまで推測だが、これが正しいとしたら、他者に自由にスキルを与えることができるシステムの管理者という存在と、そんな存在に干渉できる謎の存在がいることになる。その存在はおそらく、いや十中八九、私をなんとも思っていなくて、消そうと思えば一瞬で消せるほどの隔絶した差がある超高位存在なのだろう………。
この世界にはシステムの管理者という神に等しい存在がいることがわかった。私はそんな存在に目をつけられてしまったのかもしれない。目をつけられてしまった以上、いつかはそんな存在と邂逅する時が来てしまうのだろうか。
[えぇ、来ますよ、レティア。あなたなら絶対にね。]
だって私が興味を持ってしまったから。
もし恨むのなら、骨折を直せるようなスキルが欲しいと思った自分自身と、私に干渉してきたあなたの創造主を恨みなさい。
今回書くの大変だったよ。だって書いてる内容自分でもわからなくなってきたから。
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