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終戦(前編)

今回は、すごく短いです。

後書きの方に、大切な話があります。

ーー???ーー


「ここまでなるとは思わなかったが、これでアイツらも終わりだ」

テントの中で黒いフードを被った数十人。

『生贄召喚 悪魔召喚』

アレンに殺された、帝国兵約50万人。

その死体を、生贄に人類史上最大の「生贄召喚」が、行われた。

戦場の真ん中に魔法陣が現れ、中心から一人の男が現れた。

「我が名はニコラス。悪魔の王にして、神殺しの異名を持つ」

「成功したぞ」

黒いフードを被った者が喜んでいる。

「我を召喚したものは誰だ」

「俺だ。さぁレイース王国の兵士を、皆殺しにしてくれ」

「いいだろう」

この世で一番凶悪な異名を持つ最強の悪魔が、飛び立った。


ーーアレックスーー


「王国最強の戦士の力はこれだけか?」

ついさっきまでは、互角に張り合っていたが今では俺が劣勢だ。

「分かった、見せてやろう」

「そうでなくては、面白くない。さぁ来い!」

「アレン。頼んだぞ」

「何を言っている。早く来い!」

「まぁ焦るな『狂戦士化』」

アレックスが使ったのは、『スキル』というものだ。

スキルの起源は、定かではないが、ずっとずっと昔の大戦の影響という説が最も有力である。

『狂戦士化』とは、体内の魔力を使って一時的に基礎能力を10倍上げる。

しかし、デメリットも存在し、使用時間が長ければ長いほど正しい判断が出来なくなっていく。

「くっ。やはり強いが、今の俺は、最強だ!」

「『読破』」

相手の行動が先読みできるシーザーと基礎能力10倍のアレックスの決着は、ある者の介入により……。

ーーアレンーー


一方アレンは、転移魔法で屋敷に戻ってきていた。

アズの頭を掴んだまま。

今回を持って、長期休暇を頂きたいと思います。

理由はたったひとつだけ、「受験が近いから」です。

たまに投稿するかもしれませんが、この長期休暇の後にこの『神様の手違いで死んだ俺は異世界で無双しながら生きている』を打ち切りにするかもしれません。

しかし、どのような形でも、戻ってきます。

休暇期間ですが、3月の半ば頃に戻ってきます。

一応次回予告を、

次回「終戦(後編)」お楽しみにー。



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