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パーティー

「俺がアレンだ。一応子爵家当主だが、ただの子供なので普通に接してくれたらいい。それとこちらは、アスフォード家から連れてきたアルビアだ。よろしく頼む。給金の事だが、基本的には月に大銀貨5枚を予定しているがそのほかの働きしだいや、俺の気分で変える。しかし、大銀貨5枚を下回ることは無い。以上だ」

使用人たちがヒソヒソ話し始める。

この世界の貴族の使用人は1人月に大銀貨1枚貰えたらいい方なのだ。

ちなみに、お金の単位は銅貨→大銅貨→銀貨→大銀貨→金貨→大金貨→白金貨→レイース白金貨の順である。

「給金がいいからと言って重労働をさせるつもりは無い」

「アレン様は嘘をつかない」

「分かったか?」

「「「「はい!」」」」

「今日は、みんなで夕食だ。料理長頼んだ」

「かしこまりました」


ーー翌日ーー


今日の午後から王城でパーティーがある。

出発までに時間があるので、従魔達の寝床を作ろうと思う。

作ると言っても簡単なことではなく、従魔達は、単体で国家を落とせるような戦力を持っており、強度が高くなかったら、すぐに壊れる。

大きさも問題であり、グランに至っては屋敷の半分ぐらいの体積を持っている。(小さくなっても)

なので時空魔法を使って空間を拡張しようと思う。

「俺の執務室の横でいいかな」

『超級時空魔法 空間拡張 1Km3』

ここに従魔達を呼び出す。

「みんな、ここでこれから生活してくれる?言ってくれたら拡張もできるし、空間を変えれるからさ」

「アレン様ー準備が出来ましたよー」

「待ってるから行ってこい」

「ありがとう。今行くよー」


ーーパーティーー


公共の場では、位の高い貴族の順に国王様に挨拶に行く。

アスフォード家は、伯爵なので最初の方だ。

「顔を上げよ」

「「はっ」」

「アレンよ。エリザベスを助けてくれてありがとう。改めて礼を言う」

「有難うございます。頂いた屋敷も気に入っております」

「それは良かった。それと婚約の話だが成人してから発表しようと思う」

「分かりました」

「ではあとがまだまだ居ますので失礼致します」

「ああ」

次に公爵、侯爵(辺境伯)の順に挨拶に行く。

「シャルスト公爵様お久しぶりでごさいます」

「アスフォード伯爵か、久しいな」

「そうですね」

「その子がアレンか、アスティアラを助けてくれてありがとう」

「当然のことをしただけですので」

謁見の後にあったことは秘密なのである。

「いやそんなことは無い。オーガを倒そうとすることが凄いだろう」

「有難うございます」

「ではまた」

「失礼致しました」

次にローナの父親のダイル公爵に会いに行く。

グルード国王とアレク公爵とダイル公爵は、学園からの旧友で、みんな53歳である。

ダイル公爵の場所を後にし、アレックスと別れたあと一人でいたらティアとローナがやってきた。

「アレン様一人でいるの?」

「そうだよ。父上たちは挨拶してるからね」

「じゃあ私たちと一緒にいよ!」

「いいよ」

「やった!」

「ありがとうアレン様」

「そろそろ様はやめない?」

「じゃあアレンくん」

「くんもやめない」

「じゃあアレン子爵様だね」

「それなら君がいいです…」

「アスティアラ嬢、マトローナ嬢お久しぶりでございます。今日も一段と美しい」

「「ありがとう。ハーバルド様」」

「おいそこの子爵の子息、侯爵家の叙男のハーバルド様が来ているんだ子爵の子息風情が挨拶をしろ」

「そうだぞ伯爵家の俺たちにも挨拶をしろ」

「アレンくんは子爵の子息じゃな」

「ローナ大丈夫だよ」

「お前がマトローナ嬢を呼び捨てにするとはな」

「それはすいませんでした」

「まぁいい。挨拶をしろ」

「はい、侯爵家の叙男様、伯爵家の子息様、こんにちは。アレン子爵でございます。子爵の子息ではなく僕が子爵家当主です。ちなみに父はアレックス・フォン・アスフォードです」

「あのアスフォード伯爵様の子息なのか」

「そうですよ」

「すいませんでした」

「ティア、うちの父ってそんなに凄いの?」

「アレックス様は近衛騎士団の総帥であり、単独で反乱を納め、レイース学園の校長なのですよ。ちなみに権力は公爵とも張り合えると言われています」

「そうなんだね」

「お前ら、これから無害な人に、危害を加えないのなら見逃すよ?」

「「「致しません」」」

有難う御座いました。

次回は本編とは、関係いたいません。

次回「設定」お楽しみにー

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