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恋文

作者: 翠蘭 暁菓

ーーーーお元気ですか。


貴方がいなくなって3ヶ月ほど経ってしまいましたね。

春から梅雨を通り、夏に少しばかり入ってきた季節となりました。

時の流れというものは早いですね。

3ヶ月もの間。 沢山の事があったんですよ…?

貴方がいた時とは今はガラリと変わってるんですよ。


一緒にお話してた彼は次の巡りへ向かってしまったりとか…

あ!新しいお友達さん沢山出来たよ。ゲームも一緒にするよ。

あとね…初配信もね…やったんだよ。凸待ちにもでてみたよ。


本当は貴方とたっくさんお話もしたかったよ。

今どこで何をしてるのかな…

私には分からないけど…元気でいてくれたらいいな。

どこで……次の巡りで会えたらいいな~…


そんな夢また夢なことをいつも願ってますよ。

大好きです。

また会えたら。


ーーーーー

私宛の手紙…すごく前に書かれた手紙のようだ。

人から人へ渡り…私の所へ渡ってきたようだ。

この手紙を書いてくれた人のことは…なぜだか思い出すことは出来ない。ふんわりと甘い思い出があったような気がする。

もし思いだせたのなら…お返事を書いてみようと思う。

どこかで愛していた君へ

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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読させていただきました。 最後の私宛の手紙がすごく想像力を掻き立てられました。 彼女は配信者だったのか、なんだったのか謎で終わるのが、面白いと感じました。
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