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しるし2(詩集)

抹茶プリン

作者: さゆみ

固いと思ったの

もう少し……


触れてみたら

弾力を感じる気がした


鮮やかな緑色

突き進んだら


白い妖精が隠れてる

黒蜜はいない


柔らかいの何もかも

ほろほろと溶けてしまう


意志なんてないのね

クリーミークリーミー


それで片付けろと言うの?

優しければいいと言うの?


鮮やかな緑色

騙されてあげる

純粋なんて捨ててしまったのさ

ミドリムシがポツリと言った


せめて あなたが あと少しだけ

あと少しだけ固かったら

わたしは笑えたのに

きっと笑えたのに






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