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誤認

作者: HORA
掲載日:2024/08/20

父の葬儀にて


兄に尋ねる


「昔(うわさ)になった【紫の鏡】憶えてる?」

「何?そんな(うわさ)聞いた事無いぞ」


母に尋ねる


「何言ってるの?あなたは長男でしょ?」

「?」


嫁に尋ねる


「何言ってるの?あなたの両親はあなたが小さい頃に事故で亡くなったんでしょ?」


上司に尋ねる


「何言ってんだ?お前独身だろ?」


友人に尋ねる


「何言ってんだ?お前働いてないだろ?」


自分に尋ねる


「友人?


独りで鏡に向かって何言ってんだ?


そういうお前は誰なんだ?」

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― 新着の感想 ―
 架空の兄に尋ね、幻想の親に尋ね、空想の伴侶に尋ね、絵空事の友に尋ね、虚構の己に尋ね……鏡の産物なのかどうかすら不明の存在に関する不可思議で、考えようによっては不気味ともとれるお話、興味深かったです。
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