国家ってなんだろう
こんばんわ、小村るぱんです。最近政治家による不適切な行動や発言が問題になっています。政治家とは、国家を運営するかじ取りをする役目にある人達ですね。
そこで今日は、国家の役割について語りたいと思います。
国家を語る上では、イギリスのジョンロックという思想家の考えがヒントになるので紹介します。
ジョンロックは人間は生まれながらに自然権を持ち合わせていると考えました。自然権の内の一つが自己保存の権利です。いわゆる生命を守る権利ですね。人間は自分自身の生命肉体を所有する権利があるという考えです。そして、労働によって得た所有物に対しても所有権を持っており、自由権もあるということになります。
これをもう少しわかりやすく考えてみます。
人間が国家を持たない生活をしている時には、警察はいませんから喧嘩などで争いが起こることがあります。法律がなければ善悪の線引きも明らかではない状態ですので、それぞれがそれぞれの思ったように振る舞い収拾がつきません。しかしそんな状態でも、バラバラに見える人々に共通する最低限の願望があります。自分の命が守られることです。これだけはみんなに共通しているということで、命を守られる権利が自然権だという理屈が導けます。
そして命を守るには自分の財産も奪われないことが条件になります。財産があっても自由に使えなければ生きていけません。このことから自然権には生命の他に、財産、自由が含まれることになります。
さて、この権利が人間にあるとすれば、これをそれぞれが平和的に守られないといけません。権利だとわかっていても紛争などが起こってその権利を侵害されたらたまりません。なので人々は自分たちの平和、幸福を担保するために、それぞれの意志で契約を交わして国家を設立します。その国家によって権利を保護するシステムを作ったわけです。これを社会契約説と呼びます。
人間は自然権を持つというこのロックの考えは、アメリカの独立宣言や、フランスの市民革命の人権宣言の基礎になっています。日本の憲法もその影響を受けています。
昔、国家が絶対的な権力を持っていた時はその国の人々が圧政に苦しんできた歴史があります。その反省点を踏まえて、憲法では人々の色々な権利が保障されています。表現の自由や信仰の自由、教育を受ける権利など、国家が侵害しないために憲法に表記されています。
この考えは民主主義に通底する考えです。人々が自分たちの為の利益、幸福を自分たちに押し広げて行きわたらせる為に、代表者を選んで国政に従事してもらい政策制度を作って、利益を自分たちに還元させているわけです。あくまでも主権者は国民ですので、政治家がどのような権力の使いかたをするのか、どのような方針を打ち出すのかを注視しなければいけません。そうして相応しい言動でないと思えば、政治の場から退出してもらい、新しい政治家を送るというサイクルが営まれていくわけです。
どうでしょうか。大げさに言えば国の行く末も私たちの手が握っていると思えば、少し政治も身近に感じるのではないでしょうか。
以上、国家と人々の関係について語ってみました。お暇つぶしの時間になったのであれば幸いです。
またお会いしましょう。




