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⑹『小説の語法について』

⑹『小説の語法について』



小説家が、自己の小説に対してどの様な姿勢か、などの問題がある。それは、読者にとっては大きな問題ではないかもしれない。小説に虚構を望む読者だっているし、詩的なもの、物語的なものを望む読者だっている。しかし、それとは別に、小説家にも、小説家の在り様がある。



小説家には様々なタイプがいるが、語法に則って、素直に書くタイプもいれば、虚構を描くタイプもいるし、人生の姿勢を書くタイプもいれば、構造から考えて書くタイプもいる。読者がそれを知らない内で、小説家も小説家として試行錯誤して、悩み、解決しているのである。



読者は、小説の面白さとは別に、小説家の方法論を探って見るのも面白いかもしれない。それは、評論になり得るし、研究対象の角度としては面白い。小説家の語法を、方法論まで昇華すれば、物事も自ずと、小説的に見えてくるかもしれない。それは、小説家としての、第一歩としての端緒であろう。

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