表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/20

⑶『小説の語法について』

⑶『小説の語法について』



今までの小説的言語を顧みれば、自身の語法は、読解してきた小説の影響を、多分に受けている。これは当たり前のことで、何もない無の境地から、何かが自然発生することはなく、どこかしら、何か風が吹いたり雨が降ったり、陽が差したり曇ったりする中で、何かが創造されるのである。



つまり、自然の様に、自身が影響をうける語法は、その時、発生し、小説執筆時に、影響を及ぼすのだ。自身の考えで言うと、やはり読書の中で、文体や使用言語が、読書時の作家の影響を受け、自然と語法が身に付くのだと思っている。また、その作家も、他の作家の影響を受けていたならば、語法は体系化される。



日本の文学に限らず、海外の翻訳でも通じるのだが、この様に体系化されている語法は、少しずつ形を変えて、現在に至っている。言文一致体の現象など、様々だが、言文一致する必要性もないのに、我々はいつかそれを強いられ、また崇拝し、語法を其処に定めた。今後また、新しい語法体系が出来上がると思っている。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ