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⑵『小説の語法について』

⑵『小説の語法について』



何かを時折考える時に、ふと脳裏を掠める言葉というものがある。俗に言う、降ってきたというやつだろうが、自分はそれを、或る一定の言葉のセンスを感じられるものに限って、メモに取っている。昔は紙のメモだったが、現在は携帯に記録している。



自分の場合、小説を書く時に、まず、その脳裏を掠めた言葉をタイトルにして、それを軸にして、文章化していく。小説を読んでいて、もしも同じ言葉が繰り返されるなと思われたら、それは、前記した、自身の小説執筆姿勢によるものだと、思ってもらって正しいと思われる。



この様に、人には様々な小説執筆姿勢があるが、それを体系化していけば、小説の語法の研究の端緒になるだろう。小説の語法とは、この様に言葉を使うというだけでなく、この様に言葉が使われているという、主観と客観が存在するが、今法では、この様に言葉を使う、という、自己の主観について述べてみた。

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