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⒁『小説の語法について』

⒁『小説の語法について』



小説の語法について書き始めてから、もう随分と時間が経過した。語法について書けば書く程、語法を見失う様な気がして、他の小説と並行しながら書いているが、他の小説を執筆し終えて、客観視すると、確かに其処には、語法が見られたりするから、その点では安心する。



この、語、と、法という、二つの言葉は、言語と法則とでも、言い換えられようか。すると、我々は、日常、知らず知らずのうちに、この言語と法則を使用していて、小説家だけでなく、誰でもが、その二つを無意識に奇跡的に使用していると考え出すと、それだけで研究の気が遠くなる。



取りあえずは、何回に何回、この言葉を使用している、だとか、ある終語を頻繁に使っているだとか、そう言った、言語の法則が、それぞれ人によってあるだろうし、それは自然なことだ。寧ろ研究するまでもなく、今は、ただ、そこに語法があるのだ、という結句で、安心していたい。

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