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⑽『小説の語法について』

⑽『小説の語法について』



一番思考に残ったものを、文章として小説化していくこと、それが、小説家としての目標である様な、小説家が居るとする。それは、本当の意味での小説家だろう。語法は後から付いてくる、とすれば、意外と語法も、最大の語法ではないと考えるに至る。



言葉を使用する時、確かに、文章の前後関係など、必要な事項は沢山ある。しかし、一番思考に残ったものを、小説として具現化することのほうが、重要な小説事項であると思う時がある。要は、何を必要事項に持ってくるか、ということだろうと思う。



世界が崩れ去って、再生する様な小説、それは確かに、世界の転換期に必要なのだ。聖書も、資本論も、人々を誘導した小説の様なものだろう。すると、何かが膠着状態である時、それを打破する小説が、世界が待ち望む、本当の意味での小説なのであって、それを支えるのが、語法の本質だろうと考えている。

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