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第一章-修行-①

文が長くなってしまったので①、②で分けさせてもらいました!では、本文へどうぞ!


「母さん、修行行ってきま~す」俺の名前はシリュード。14歳だ。今はDランク…三日後に行われるCランク選抜試験に向けて修行中!ああ、DランクとかCランクっていうのは、階級みたいなもので、まず一番上はSランク。俺の目標だ。今は俺の父が務めている。そのせいで、周りから「Sランクの子供なのに大したことは無いな!」と馬鹿にされたこともあった…次に階級が上のAランクは他族との戦争の時、最前線及び、空中支援部隊に配置されている。BランクとCランクは、ほとんどが食料や予備の武器の配達である。他にも、医療部隊というのがある。戦いで傷ついた隊員や竜を回復させる部隊だ。Dランクは帰ってきた竜と隊員の治療なのだが、黄竜は回復能力がハンパないし、隊員もほぼ全員が自分で回復出来るのでほとんどすることがない…しかし他族では俺よりも小さい子供も強制的に戦場に行かせることもあるそうだ…「さて…どんな修行するか…」去年のCランク選抜試験では、回復スキル(回復出来るHPの量)と弓を扱えるか見るらしいが、ここ数ヶ月は出来もしない上級スキルの会得に専念していたので、無論回復スキルも弓スキルもほぼゼロ…

「誰かに教えてもらうか…う~ん」さっきも言ったとうり父はSランクなので、家にはほとんど帰ってこない。「だ~れかいないかな……そうだ!リシャルを誘おう!」リシャルとは幼なじみだ。だがリシャルは俺より1ランク上のCランクだ。こないだの戦争にも行ったらしい。「何?急に呼び出したりして」リシャルが怪訝そうな顔をした。無理もない。Cランクは、色々やることが多いのだろう。「三日後にCランク選抜試験があるだろう。今回の試験出るつもりだから修行してほしいんだ!」「ふーん、そういうことね。私も暇じゃないけどまあいいわ」「マジで!?サンキュー」「Cランク選抜試験だから…そうね~まず弓を出来るようにしようか。とりあえず見本見せるからちょっと見てて」そう言うと、リシャルは肩に掛けていた、弓と矢を手にとり、「スピニングショット」と叫んだ。同時に矢が異常なスピードで木を貫いた。「おお~すげ~カッコいい!」「スピニングショットはパワーよりスピードを重視したスキルよ。やってみなよ」そう言って弓と矢を貸してくれた。「コツは矢を放つタイミングとイメージだよ。弓を引いていくとだんだん矢に力がたまっていくから、そこで矢を放つだけ。まあ、これは感覚で覚えないとね。あとはイメージだよ。さっき私がやったようにイメージすること!良い?」「よっしゃ~やってやるぜ」俺はさっきのリシャルがやったようにイメージした。そして、俺の元気を矢に託し、弓を引いた。だんだん力がたまっていくような気がしたので矢を放った!木を狙った矢は一直線に突き進んで……行かなかった…木を狙ったはずの矢はリシャルのすぐ側を通っていった。「あんた…私を殺す気?」

②もよろしくお願いします!


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