表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

82/101

82.「ジーゴラ!?」

82話です。

よろしくお願いします。


よろしければ、ブックマーク・評価点をお願いします。

~西戦線~

サキ「うそでしょ!?あの馬鹿みたいに大きな魔物は何なのですの?」


ドイマ「あれは…。ジーゴラだと思いますわー。大昔に1回、カサイの港に出たことがあるそうですねん。その時の記述によると…。『カサイの街は全焼し山は削れ、ジーゴラが踏み荒らし、ブレスを吐いた。影響を受けた台地は固まり、汚染された。そして、カサイの土地は作物のできない土地になった。』って書いてますわ。作物が出来んから、商人の街になったんやろな―。ははは…。」


「ドイマはん。何おもろいこと言うてんねん。」「ジーゴラは我々が商人になる、きっかけを作った恩人なんやのー。はっはっはー。」


~サキの思考~

ドイマさんたち、カサイの商人たちは、なぜか明るかった。

私の速度なら、どんなブレスでも躱せる。

ただ、ドイマさんたちが狙われたら、防ぎきれない。


あぁ。ラーファちゃんなら楽勝に防げるのに…。


サキ「商人連合の皆様!避難してください。私がジーゴラを引き付けている間に、カサイから離れ、逃げてください。」


ドイマ「ふっふっふ。サキはん。昔の人はジーゴラ対策をしとったんよ。じゃーん!!これやー!!


サキ「なんですの?それは?」


ドイマ「魔石砲って奴ですわ。魔石をようけぶち込んで、その魔石の力を敵にぶつけるもんですねん。見とってや―。お前らーいくで~、商人の根性見せるときやぞ~」「おー!!」


サキ「ドイマさん!!待って!!倒せなかったら、どうなるのでしょう!?」

ドイマ「!?」「あかん!!!打っても―た~。」


高威力の魔石砲はジーゴラに命中した…。




ジーゴラは…。




ダメージは受けているものの、動けるし怒り狂っていた…。ダメージは50%入ったくらいだった。


サキ「ドイマさん!!商人連合が標的になってしまいます。早くお逃げになって下さい。」


~サキの思考~

ドイマさんたちに逃げろと言ってみたものの…。商人連合の人隊はヘイトを稼ぎすぎてしまった‥。

私が今から攻撃しても、このヘイトは覆らない…。


彼らを見捨てる?…。私には、ジーゴラのブレスを無効化する方法が無い…。

ブレスと同威力のエネルギーをぶつけて相殺出来たら…。


あれならできるかも。


ホントに…。ラーファちゃんが来るべきでしたわね…。



サキ「ドイマさん!!魔石砲は次打つとしたら、どのくらいの時間で打てますの?」

5時間とか言わないでよ??


ドイマ「サキはん!!5~6分で打てますわー。」にやっ。


ドイマさんは、どや顔+Vサインで答えた…。


「にやっ」じゃなーい!!


サキ「ジーゴラのブレスは私が防ぎます!!防いだら魔石砲を打ってください!!」


ドイマ「サキはん。了解や。強烈なん、お見舞いしてやりますわー。」


サキ「ブレス来るわよ!!みんな、伏せて!!!」


魔石砲に向かって、ジーゴラのブレスが放たれた。


サキ「大地に降りよ!地獄の火炎!!『狐炎』」


ジーゴラのブレスはすさまじく、私の体をジリジリと熱してくる。防げるの…。

私は、狐炎を両手で制御しているので、追加が打てない…。

サキ「ダメ…。押される…。」


ドイマ「今やー打て―!!!」


サキ「…。ドイマさん??」


作者からのお願いです。

ここまで読んで、少しでも面白い!

続きが気になる!と思われた方。


評価とブックマークの登録

をお願いします。


評価は広告の下に

☆☆☆☆☆があります。


そちらをクリックして,5個タップして頂けるとありがたいです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ