81.「北戦線」
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~北戦線~
ジブ「皆の衆!計画通りに行動を頼む!獣人部隊は2手に分かれ左の森と丘に伏せてくれ!冒険者部隊は、城門の防御につく!1の門を死守する!獣人隊は合図の狼煙と共に、城門前に突撃し敵を挟み撃ちにして殲滅する!」
ラーゼン「ジブ殿、私はどちらに入りましょうか?」
ジブ「ラーゼン…。」
ラーゼン「…。」
シンペイ「ラーゼン殿…。どうしてここに?」
ラーゼン「…。留守番は…。嫌でしょう。」
ジブ「…。ラクエンの中には、幼い子供や女性たちが避難しておる。これから、この国を担う者たちを守る役目は重要だと思うのだが?」
ラーゼン「私はエルフ。1000年も生きていると、不思議と色んなものが見えてくるものですよ。特に、シンペイ。貴公は命を賭して、この戦に臨んでいるようにしか見えぬ。私は、この国を守り切り、またみんなでうまい酒を飲みたいんだよ。この国は、種族の垣根など無く、弱い者の盾になり、怠け者には剣を振るう。いろんな国を渡ってきたが、こんな国は初めてた。昔の戦友と語り合った理想の国の原型がこの国だと思っている。」
ジブ「ラーゼン…。しかし…。ラクエンの守備は誰もいない事になるぞ。」
ラーゼン「ジブ殿。いくら、私がラクエンを守っても、国が崩壊しては意味が無い。貴公たちは「人材」では無いのだ「人財」なのだ。財は材を用いて富を作るのだよ。その富で、材を養い、増えた材を用いて財を増やす。」
ジブ「…。」
ラーゼン「「人材」は得やすいが、「人財」は希少だ。すべての人が、ジブ殿やシンペイには、なれんのだ。命令違反だと思うのだが、どうか許してほしい。」
ジブ「…。ラーゼンは、城門の防衛にあたってくれ。1の門が開いたら、魔法で城門内を焼き払って欲しい。」
ラーゼン「了解。それで、こんな変な城門になっているんだな。ジブ殿、この作戦は、城門守備隊と外部の伏兵隊の信頼関係が重要だと思うが…。」
ジブはラーゼンに耳打ちした。
ジブ「ミハラに残ってくれた冒険者や獣人たちは、「戦」という言葉にビビってしまってのう。サキ殿に少しだけ、勇気が持てるように魅了してもらっておる。」
ラーゼン「…。危ういな…。」
~南戦線~
ラーファ「ゴーリン。私は、カワヤマには行かず、タケオのもとに向かうわ。なんか…。嫌な予感がするのよね…。今から戻っても4時間ぐらいは、かかっちゃうわね…。まぁ、マリもいるし何とかなるんだと思うんだけど‥。」
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