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79.「南戦線」

79話です。よろしくお願いします。

ゴーリン「敵が現れたぞ。突撃せよ!!」

ゴリンナ「お前たち!!働かないと、ムチがとぶよー。」


南戦線で戦いが始まった。


カワヤマ軍が、領内に侵入した直後、ゴーリンたちが突撃した。


カワヤマ軍人「ミハラ国の馬鹿どもが、突撃してきたぞ。前回はなめてかかり大敗を喫したが、しょせん敵は、魔物どもだ!!今回の我らには、この回転弓機がある!!野獣どもに一斉に矢を射かけよ!!この武器の恐ろしさをみせてやれ!!100台の回転弓機から、逃げ場の無い平地で突撃するなどただの的だ。前回の雪辱をはらしてくれるわ!!!」


回転弓機、それは現代で言うガトリング砲の弓バージョンだ。1分間に約100発の矢が打ち出せる優れ物で、ゲンナイと言う転生者?が開発したらしい…。


回転弓機から矢が放たれた‥。


カワヤマ兵「ばーか!少し知能や統率が取れているからって、ただの魔物だな(笑)みんなー的に向かって撃ちまくれー。」「おー!!」


カワヤマ軍が矢を打ち尽くした跡地には…。


ゴーリンたちの躯が転がっていた‥‥。


カワヤマ軍人「今だー突撃せよ!!敵の9割は駆逐した!!あの、赤髪の小娘を倒せば勝利である!!倒れている雑兵には目もくれず、突撃~!!」「おー!!」


ラーファ「あれ?ばかって私たちの事?(笑)」


カワヤマ軍がラーファ達、残存兵に向かって突撃し、ゴーリン達の死体近くに差し掛かった時。

キンッ、コンッ


あちこちで、兵士たちが弾き飛ばされる音が聞こえた。


カワヤマ兵「隊長!!進軍できません!!」「隊長!!こっちもです!!」

カワヤマ軍人「なんだ?」


すると、ゴーリン達が突如、起き上がり攻撃を始めた。


ゴーリン「駆逐せよ!!」「おー!!」「りゃー!!」


ラーファ「カワヤマの人ってバカねー(笑)結界魔法って知ってるー?まーいいや(笑)コボルトちゃん達!無傷の矢をいっぱいもらったから集めておいてちょうだいね(笑)」


集めた矢は10万本以上あったらしい…。

ラーファさん…。君は諸葛亮でしょうか…。


そこからは、ワンサイドゲームだった。平地をゴブリンライダーたちが駆け回り、次々とカワヤマ兵を蹂躙していった‥。逃げだした兵にも容赦なく追いかけ、武器を捨て降伏した兵は、「全裸にならないと降伏とは認めない」という、ラーファの指令もあり、戦場に全裸の兵隊がたくさん現れた。


最後まで抵抗したカワヤマ軍人は達は、ゴーリン隊によって殲滅し、後方に陣取っていたカワヤマ国王軍は、前線からの「敵部隊を殲滅。あとは、敵城の攻略のみ」という報告を聞き、早く初戦の快勝をねぎらう宴の準備を始めていた…。キマイライダーが背後にいることも知らずに…。


カワヤマ国王「新兵器の回転弓機で敵を殲滅か。大儀であった。この日の為に必死で矢を作った甲斐があったというものだ。13万本の矢を一斉に食らって無事なわけが無いものな。魔物たちとはいえ多くの殺生をしてしまった…。あとで、石碑でも立てねばなるまい。カワヤマ大勝記念としてなー。わーはっは。」

「国王様も人が悪いですなー。私は、魔物どもの墓標替わりを建立するのかと思いましたよ。わーはっは。」


カワヤマ国王が有頂天であったのもここまでであった。


カワヤマ兵「敵襲~。敵襲でございます~。」カワヤマ国王「馬鹿を申すな。いってよい冗談と、悪い冗談の区別もつかんのかお前は?」


周りの喧騒から、やっと以上に気付いた国王が、単騎で逃げ出そうとした時、キマイライダーに取り囲まれ捕縛されたのだった…。

作者からのお願いです。

ここまで読んで、少しでも面白い!

続きが気になる!と思われた方。


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