75.「ラーナ神聖皇国」
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よろしくお願いします・‥‥。
~マリがむっつり美人秘書?にクラスチェンジした頃~
神官「モトマチ閣下、オオクニマチの南にミハラの国が出来たそうです。ミハラの国はダンジョンを所有しており、ダンジョン資源を有効に使い発展を遂げ、カサイの街を吸収しました。その勢いは止まらず、今ではオオクニマチ・カワヤマ国の領民がミハラの国へ移住を始めており、実質ミハラ国に吸収されたような状態になっております。」
モトマチと呼ばれた男「それで、オオクニとカワヤマから軍事侵攻を手伝えという催促が来ているという事か?」
神官「左様にございます。」
モトマチ「ミハラ国も、北からオオクニ。南からカワヤマ。西からジアワ島のダンジョンモンスター。そして、東から我々ラーナからと四方を囲まれて攻撃されるという事か。オオクニもカワヤマも単独で進行し、失敗しおったからのう。カサイを吸収し国土が広がったタイミングで四方からの同時攻撃を提案するとはのう。」
神官「カワヤマからの使者を待たせておりますが、いかがなさいましょうか?」
モトマチ「ミハラ国から切り取った領土は、早い者勝ち。切り取った家にのものとする。7日後にラーナはミハラ国への攻撃を始める事を伝えよ。」
神官「かしこまりましてございます。」
モトマチ「ミハラには、魔王がいるはずだ。ジブといったか…。あ奴が魔王で間違いあるまい。ラーナの教えでは、人間が一番であり、ラーナの皇族は人間界における神の生まれ変わりの一族である。唯一絶対神であるラーナを母とするラーナ神聖皇国が魔王の存在を放置してはなるまい。」
モトマチ「カーシ将軍に5日後に出陣すると伝えよ。余も自ら出陣する!!ラーナスタッグ軍団の恐ろしさを魔王の国に教えてやらねばならん。」
~5日後 ミハラ国~
メイ「タケオちゃん!大変よ!!オオクニが南に向かって進軍中。カワヤマが南から進軍中。西からはラーナが進軍してるわ!!!。」
サリ「カサイの街に向かって来る魔物の数も増えてきてるって、駆除の依頼を受けた冒険者たちも言ってたわ。」
ジブ「西の魔物は別として…。三方からの挟撃は、示し合わせての事だろう。オオクニとカワヤマは我らと交戦し、それぞれ、単独で撃破されたこともありラーナを動かしたのだろう。タケオ殿、オオクニやカワヤマとは違い、ラーナは強い。建国2000年の歴史があり、スタッグ軍団と呼ばれる親衛隊は無類の強さを誇っている。このサンカイ地方において、1番有名な軍団だ。この度の戦は、少し骨が折れる戦になると思います。」
サリ「ラーナの国は、人間至上主義なの。獣人・亜人は生物とも認めないの…。ミハラの国には獣人や亜人種の人が多いわ…。捕まれば良くて、奴隷。ほとんどが嬲り者にされて捨てられるわね。」
タケオ「ふ~。部隊を4個に分ける必要があるな。」
サキ「お前様、西のモンスターどもは、わたくしにお任せくださいな♡ドイマさんたち、カサイの者たちとわたくし1人で大丈夫ですわ。」
サキは珍しくウインクし、おどけた表情で言った。
最近、ジアワ島からのモンスターは1日3000匹ほどに増えており、しかも、AランクやBランクも混じっている。いくらサキがすごくても1人と町人たちでどうにかなるレベルでは無いはずだ…。
タケオ「サキ!いくら何でも一人では行かせられない。」
俺が言葉を出す前に、サキが言葉を遮った・・・。
サキ「お前様!出来るか出来ないかでは無いのです!やるのです!お前様のお気持ちはうれしいのですがやるしかないのです。サキは…。わたくしは…。西側を守ります!」
タケオ「モンスターは毎日湧いて来る…。サキ…。3日…。3日しのぎ切ってほしい。3日あれば、援軍が迎えるはずだ。ただし、無理はするな。もう駄目だと思ったらラクエンに避難するんだ。いいな?」
サキ「はい!わかりました、お前様。援軍は、お前様が来て、わたくしを褒めてくださいな♡」
タケオ「ああ、約束だ。」
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