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67.「ドイマさん?」

67話です。


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ドイマ「毎度~。ドイマいいます。よろしゅう頼みますわ。」

ジブ「私は、ジブと申します。ミハラ国代表のタケオの父で、ミハラ国の内政担当をしています。」


ドイマ「ジブはんって!?ミハラの田舎集落を、たった半年で街に変え、ミハラ国の陰の支配者って呼ばれている、ジブはんでっか?」


ジブ「影の支配者ではありませんが、そのジブです。」

タケオ「ドイマさん、始めまして。私が、ミハラ国代表のタケオと申します。本日はどのようなご用向きで参られたのでしょうか?」


ドイマ「タケオはん!?まだ、お若いやないですか!?しっかりしていますな~。」

タケオ「父の見よう見まねで行動しているだけですよ。よろしくお願いします。」


ドイマ「本日、こちらに伺ったのは、カサイの街はミハラ国の傘下に入りたいという事をお伝えしに来たのです。ミハラ国に税を納める代わりに、我々を外敵から守っていただきたい。知っての通り、カサイの街は商人の街です。傭兵を雇い街の防衛を行っていたのですが…。ミハラ国のダンジョン探索や商店でやとわれた方が利益になるそうで…。最近、街の護衛が減っているのです。景気のええ所にはかかないまへん。」


ジブ「税をいただく代わりに、我々に保護を依頼するという事ですな?ほかにカサイ側が望む事はありますか?」


ドイマ「今まで通り、カサイ商人連合に自治権を預けて欲しいのですわー。」

ジブ「う~ん。税はいかほど収めていただけるのか?」


ドイマ「1億ゼニーを考えてますー。カサイの街は、なんやかんやいうて、100万人の街です。税金や商いでもうけは出とるのです。」


ジブ「タケオ殿、どうしましょうか?」

タケオ「ミハラ国からの要望は3つあります。カサイの街の自治権は商人連合にお任せしてもいいですよ。ただし、ミハラ国から3人選出するので、商人連合内に席を作ってもらいたい。これが、1つ。2つ目は、ミハラ国の防壁をカサイまで延長するので、柵内での生活を受け入れていただきたい。」


ドイマ「防壁でっか!?」


タケオ「防壁園長の費用は、ミハラ国とカサイの街で折半し、施工はミハラ国が行う。」

ドイマ「海に面した場所も囲いまっか?」


タケオ「海に面した場所は囲わない様にと考えています。」

ドイマ「わかりました。あと一個はなんでっか?」


タケオ「税金は1億ゼニーじゃなく、カサイの街の収益の10%にして頂きたい。ミハラ国と同じ敷地内で商売の手を広げられるんだから、1~2年後には収入は倍になっていると思うのですが?」


ドイマ「ジブはん!あんさんの、息子さんは怖い方でんなー。」

ジブ「自慢の息子ですから(笑)」


ドイマ「いずれにしても、一度、戻って話し合って来ますよってに、2日待ってください。」

タケオ「わかりました。では、2日後もう一度話し合いましょう。」


ドイマ「そうそう、ミハラ国に保護を求めた理由は、他にもあるんですよ。最近、ジアワ島の方から、モンスターが来るようになってきて。1日20匹ぐらいやったんが、今では50匹に増えとるんよ。まだ、全然自衛できるんやけど…。100や200になると正直きつくなってくると思ってなー。」


タケオ「ジアワ島ですか?正式に交渉がまとまったら、調査に行きたいですね。」

ドイマ「よろしゅう、たのんますわ。」


ラーファ「編集長!ジアワ島の名物とかも調べといてください!!」

サキ「ドイマ様!カサイの街の裏メニューも期待しておりますわ!!」


ドイマ「タケオはん?この美少女と美人さんはどなたですか?」

ラーファ「タケオの嫁です!!」

サキ「タケオ様の妻です♡」


おまえたち‥‥。剣と盾じゃなかったけ…?


ドイマ「タケオはんとは、友達にはなられへんかもしれまへんなー。ぼちぼち帰って、皆とはなしあってきますわ。」



ドイマ「あっ、忘れるとこやったわ。タケオはん。これ、しょうもないもんですが手土産ですわー。受け取ってもらえますやろかー。」


タケオ「ありがとうございます。喜んでいただきます。」


中身は白いビー玉だった。



こうして、ドイマさんは肩を落として、帰っていった…。



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