66.「鬼切丸」
66話です。
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俺は、鬼になっって散っていった、ゴージの魔石をペンダントにして肌身離さず持っていたんだ。
ゴージとサン。今はサキだけど…。このくそったれな世界に来て、最初にできた友達。
あのクソ孤児院で過ごした期間を忘れない。ゴージの事も忘れない。
時々、ゴージの魔石に語り掛けたりしてたんだ。
俺にとって、2回目の『ハートを錬金』は突然やって来た。
石切丸を手に入れて、部屋に帰ってから、一人でニヤニヤ眺めていたんだ。
そして、いつものように、特別感もなく、ゴージの魔石に語り掛けたんだ。
タケオ「ゴージ、きれいな剣だな。石切丸って名前なんだって。お前の事は守ってやれなかったけど、この剣でサン(サキ)を守ってやるんだ。ゴージ。お前も見守っていてくれよ。」
こんな感じで、語り掛けた。まぁ、いつもと一緒だ。
すると、魔石が光りだして…。俺の手の中で溶けた。
タケオ「ゴージ?ウソだろ?」
俺は動揺して、ゴージを呼んだんだけど、もちろん返事なんて無い。
魔石を吸い取った手の平は、ぼんやり光っていて、何かを話しているように感じたんだ。
「タケにぃ!俺だってサンとタケにぃを守ってやるぜ!」そう言っているように聞こえた。
俺は無意識にぼんやり光った手の平で、石切丸を持った。
[Sランク武器の石切丸にハートを錬金します。]
いつものシステム音が鳴った。
気が付いたら、鬼切丸が手元にあったという事だ。
システム音が鳴ると現れる神様は必ず現れたのに、今回現れず…。
俺の予想だと、あのおっさんは、女が絡まないと出てこない。
ダメ神様だ。
ゴージの魔石だから『ハートを錬金』出来たと思うのだが、発動条件は検証する必要があると思う。
今後の課題だな。
そうそう
少し弱めだった俺の能力だけど今はこんな感じになった。
名前 タケオ
LV 3
年齢 12サイ
種族 ニンゲン
職業 魔王?
ダンジョン所持者『ラクエン』
ダンジョン所持者『ミハラ』
スキル 『ハートを盗む』LV3
『ハートを錬金する』LV1
『鑑定』LV3
『錬金』LV2
『剣術』LV2
体力 C
魔力 C
精神力 A
ハートを盗むのLVが3になったから、もう一人魔王級をスカウト出来るようになった。
神様の話だと、7人までしか、ハートは盗めないらしいから、だれでもいいって訳じゃあなさそうだし…。まぁ、偶然の出会いはなくて、運命とは必然にやってくる。果報は寝て待ちますかー。
???「はークッション。風邪さ引いたべかー。」
???「…。はやく、寝るべ。寝るべ。」
~建国から1か月後~
サキ「お前様、カサイの街の代表、ドイマ様がお見えになられています。」
タケオ「ドイマさん?聞いたことがない名前だなー。」
ラーファ「ドイマさんって、カサイウォーカーの編集長じゃない!」
タケオ「ラーファ、カサイウォーカーをまだ読んでいたのか?」
ラーファ「本屋さんが、毎月届けてくれるんだよ?タケオ知らなかった?」
サキ「ラーファちゃんと2人でいつも読んでいますわよ。わたくし達、結構なカサイ通になっていますわよ。」
ラーファ「果物大福とよばれる、お菓子が美味なんだって。」
サキ・ラーファ「おいしそうだよね~ですわね~。」
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