58.「サンと妲己」
57話です。
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俺の高圧的な態度に、謎の言葉を残し、妲己は崩れ落ちた。
??「タケにーちゃん!ただいまー!帰って来たよ。応援ありがとう。」
タケオ「サン!!サンなのか?」
サン「そうだよ!サンだよ。早く、この姿で、タケにーちゃんに会いたかった。キマイラの時みたいな話し方じゃなく、ちゃんと会話がしたかった。」ぐすっ
メイ「サン!!お帰りなさい。本当に良かった・‥。」ぐすっ
ラーファ「・‥。」ぐすっ
俺たちはサンとの再会の喜びを分かち合った。
サンは俺に、抱き着き、甘え離れなかった。
これが最後になるって感じの甘え方で、よっぽど寂しかったんだろうと思っていたら。
サン「タケにーちゃん。大好きだよ。サンの事を一生忘れないでね。大事に見守ってくれてありがとう。ご飯を分けてくれてありがとう。笑わせてくれてありがとう。」
タケオ「サン?これからは、ずーっと一緒じゃないか。何言ってるんだ?」
サン「タケにーちゃん。私は、精神を使いすぎていたみたいなの・‥。精神力が弱ってしまっていて・‥。この弱いままの精神では、この体を維持できない。妲己さんはそう言って、私を保護してくれた・‥。」
タケオ「妲己が?」
サン「妲己さんは、あれでいていい人みたいよ。私の勘がそう言っている。キマイラさんも、方法は違えども、私の意思を尊重し、守ってくれた。 私の中にある精神はみーんないい人たち!だから、私の人格が消えても、タケにーちゃんは、寂しくなんてならないわ。」
タケオ「サン?何言ってるんだ? ウソ‥‥だよな?」
サン「妲己さん。そろそろ時間です。ありがとうございました。せっかく私を守ろうとしてくれたのに、我儘言ってごめんなさい。」
タケオ「サン!?」
妲己「あなた様・‥。時間になってしまいました。サンは・‥。あの娘は、少しの時間しか一緒にいられなかったけど、精一杯生き、自分の思いを伝えて消えていった・‥。わらわは、あの娘に恥じぬよう、あなた様の剣になり、あの子の分まで、たくさんの愛情を独り占めして、はぁはぁしますわ。」
タケオ「サン・・‥。 妲己? サンは消えちゃったのか?」
妲己「ほんの少しですが、私には、存在を感じることが出来ますわ。」
タケオ「妲己。お前の人格が少し変わるかもしれない、もしかしたら、なくなるかもしれない。だけど許してくれ・‥。俺は、お前の事も嫌いじゃない。でも、試してみたいんだ。」
『ハートを盗む』発動だ。
俺は妲己のハートを再度取り出した。
タケオ「サン!まだいるんだろ? このお前のハートの周りに集まれ! 俺ならできる!!」
[ハートを盗むが派生がしました。新たなユニークスキルを獲得します。]
タケオ「なんとなく、俺ならできると思ったんだ。新スキル発動だ。『ハートを錬金する』!」
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