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57.「九尾って?あの九尾?」

57話です。


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~コボルトダンジョン コアルーム~

まだ、サンの神化は終わって無い様だ。


そういえば神様が、この黄色いコボルトのことを「九尾」って呼んでいたよな!?


九尾って、あの九尾の狐のことだよな。


俺は、黄色いコボルトに、そーっと近づき、しっぽの数を数えた。

「・・・。めっちゃ小さいけど、9本ぐらいありそうだ。」


俺が、しっぽを確認してると、九尾(仮)と目が合った。


九尾「シュー。」

タケオ「??。」



九尾は、神化中のサンのコアを飲み込んでしまった。



ラーファ「こいつ、何何するのさ~!」


ラーファが九尾を髪の毛に取り込もうとした瞬間、九尾の体が輝き、優しい光に包まれた。


ラーファ「神化が止まらない!?」


[キマイラ・九尾の神化が終わりました。]

脳内にアナウンスが流れる。




目の前には、美少女ではなく、言葉で表せられないほどの美人が立っていた。


???「皆の者!図が高い!わらわは、妲己だっき。狐族の王である。」


タケオ「妲己・・・。あの妲己か?傾国の美女と呼ばれ、中国の殷王朝を崩壊に導いたとされる、悪女の代表格・‥。九尾の狐は妲己だったとの伝説があるのだが・‥。本当だったのか・‥。」


ラーファ「あんた何よ?私の機嫌がいいうちに、サンを返しなさいよ!いい?もう一度言うわね。私の機嫌がいい内にサンを返しなさい。じゃないと、力ずくでいくわよ!」


妲己「そなた。わらわに立てつくというのかえ?命は生きておる間は、大事に使えと教わらなかったのか?そなたの親は無能よのう。相手をしてやってもよいぞ。小娘!」


妲己の体が光りだした。

タケオ「ラーファ離れろ!雷魔法が飛んでくるぞ!!」


妲己「そこの雄!だま・‥れ‥じゃなくて・‥。黙った方がよろしいかと思いますわよ。じゃなくて・‥。なんですの・‥。あ~。胸が苦しいですわ~。」


妲己から出ていた、光は消えた…。

目の前には、何かと悶々しながら戦っている。絶世の美女が立っている。


タケオ「えーっと?妲己さんでいいのかな?」

妲己「妲己と呼び捨てにしてくださいまし。おい、お前でもかまいませんわ。」


タケオ「じゃあ、妲己。君は転生者なのか?」


妲己「転生者?それは、何のことですの?わらわは、神獣。狐族の王にして美のカリスマ。妲己でああります。過去の時代に何かあったとしても、世代が代われば記憶など無いに等しいのです。妲己の名が気に入っておるので使っていますが、玉藻と呼ばれていた事もあるみたいなのです。そして、原初の九尾の名はようと呼ばれておったと記憶しております。太陽の陽をとってそう呼ばれておったとの事です。この時代の、わらわは、わらわで、あなた様の愛の下僕。それ以外の何物でもないという事になるのです。」



タケオ「良くわかったような、わからんような‥‥。ところで、君の体には、サンという、もう一人の人格がいたと思うのだが、どこに行ったんだ?」


妲己「あの小娘ですか?わらわに立てつくゆえ、魅了し出てこれなくしておきましたわ。」

タケオ「サンと話がしたい。呼び出してくれないだろうか?」


妲己「あの娘、なかなか手ごわくて苦労しましたの。次に出てくると戻せる自信が無いのですわ。だから、その頼みは、いくら、あなた様の頼みでも・‥。そんな目で見ないで‥。言う事を聞かなくちゃならない空気にしないで…。いや、見つめないで‥。いや、見つめて♡やっぱり、見つめないで…。」


タケオ「お願いだから、サンと話をさせてくれ。」


妲己「卑怯ですわよ。お願いしてくるなんて・‥。」


ラーファ「何なの、こいつ!?」


妲己「黙れ!小娘!」


タケオ「なんでもいいから、いい加減にして、さっさとサンと話をさせろ!」


妲己「ぎゃふん!!」


どうやら、傾国の美女は残念美人のようだった・‥‥。

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