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56.「真の敵!?」

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神様「ヒールスライム(ラーファ)や九尾(黄色のコボルト)のような特殊個体は神獣といい、神樹を守るために遣わされた、モンスターになる。僕らは神獣を呼べるのじゃが、神獣が誰を気に入るかまでは、設定できん。その点からも、君は、僕たち以外の何かしらの意思によって導かれたのかもしれんな。」




タケオ「俺は、そんな大したもんじゃない。ただ、必死に生きているだけだよ。まぁ、神様の説明で、今の俺たちの状況は大体わかった。俺たちはエリクのコアを守らなければ、ならないってことなんだな。」


神様「それが、人類を守る一番の近道じゃと思う。」


タケオ「他の転生者に、真の敵がいるって事になるんだな。」


神様「そうとも限らん。エリクのコアに危害を与えているのは、1500年前に生まれた魔王や、その後継者たちじゃ。7人の魔王がいて、各々がS級ダンジョンを所持しておる。深淵の魔王と呼ばれており、この世界を表と裏から牛耳っておる。」


タケオ「表と裏からって?」


神様「表を牛耳った魔王は、人間に擬態し王を名乗っておる。いくつも国があるので、どの国王が魔王かはわからんのじゃが、確実に1人は深淵の魔王で間違いないと思っておる。裏の魔王は謎に包まれていて、詳細はわからん。」


タケオ「他の転生者で、魔王になった人もいるんじゃないのか?」


神様「もちろんいる。しかし、転生の条件は無念の死。そして、愛国心や人類に対する愛情なんじゃ。君もよくわからない、残念な死に方をしたが、他人への恨みなんてなかったじゃろう?」


タケオ「たしかに‥‥。後悔はたくさんあったけど、恨みはなかったなー。」


神様「その基準を持って、こっちの世界に転生するんじゃ。力を使って、この世界の統一を目指す者もおれば、人類みな兄弟。手を取り合って世界を統一しようとする者もいるだろう。そういう転生者にとって、深淵の魔王たちは共通の敵になると思うのじゃ。敵の敵は味方になるとは思わんか?」


タケオ「でも、どうして、あんたは、俺たちを贔屓にしてくれるんだ?対して強くもなく、野望もない。正直、この世界をどうこうしようなんて考えたこともなかったんだぜ。」


神様「今はそれでいいんじゃ。生きること。君にかかわった者が幸せになる事を考えておればよい。君には力があるわけじゃないし、特別、賢いわけでもない。それでも、必死に生きる姿が、僕は好きじゃ。すべての人間が、同じ能力を持って生まれてくるわけではない。実際、君はこの世界に来てから、だいぶ変わったんじゃないのか?成長を感じんか?自分でもわかるじゃろう?」


タケオ「たしかに・‥。」


神様「君の、その変化や行動を見ていると、エリクを思い出す時があるんじゃ。君は自分を信じ、仲間を信じ、これからも行動すればいい。きっと、結果になって表れるはずじゃ。」



タケオ「なんか、よくわからんのだが・‥。このくそったれな世界を、少しでも良くできるように、もがいてみるよ。」


神様「おう。その意気じゃ。そろそろ、みんなの前に戻っておやり。」


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