54.「サンも魔王化」
54話です。
ここまで読んで下さってありがとうございます。
評価&ブックマーク登録
まだでしたら、ぜひよろしくお願いします。
バカみたいに喜びます。
~コボルトダンジョン コアルーム~
タケオ「ラクエンのコアと少し違うなー。ラクエンのコアは薄い赤色だったけど。コボルトダンジョンは、薄い黄色だな。」
ラーファ「もしかして、ダンジョンボスの色が関係してるんじゃない?」
タケオ「でも、所有権が俺に移ったラクエンのコアの色は、薄い赤色のまんまだよなぁ。」
ラーファ「確かに。」
サン「タケ‥ニ。ハヤく。」
タケオ「そうだった。コボルトちゃん、悪いけど、コアをもらうね。サンいくぞ!」
『ハートを盗む』
俺の右手に、太陽のように輝くさんのコアが握られていた。今
タケオ「このコアとダンジョンコアを融合するんだったな。これで、よしっと。」
[ダンジョンコアが融合されました。カウントを開始します。3600...3590...]
ラーファの時はこのカウントで動揺したっけ(笑)
ラーファ「イチャイチャしたいとか、死ぬときは一緒だとか。たくさんうれしい言葉をいただきました(笑)コアの中で聞いて恥ずかしすぎて、死んじゃうところだったんだからね。」
メイ「・‥。」
コボルト「フ~。フ~。」
ラーファさん・‥。この公開処刑は何の罰なのでしょうか・‥。
ワタシは、今恥ずかしさのあまり死んでしまいそうです。
タケオ「こほんっ。では、改めまして、サンのコアを戻したいと思います。サン!頑張れ!俺たちがそばにいるからな!」
[10...9..8..7..6..5..4..3.2.1]
[0]
カウントがゼロになった瞬間
ダンジョンコア...サンの体が輝き出し、コアルームを包み込んだ。
そして、俺は
恐ろしいぐらいの脱力感を感じ意識を手放した。
~白い世界~
神様「やあ。元気だったー?」
タケオ「...。久しぶり...。」
神様「タケオ君、転生前は全然モテなかったのに、こっちの世界では随分とモテるみたいだねー。もう、わかっていると思うけど、サンちゃんも魔王化ではなく神化が始まった。僕にも、魔王化が神化に代わる条件はよくわからないんだけど、やっぱり、君との相性が重要みたいだ。さっきサンちゃんに、スポンサーとして、会ってきたんだ。そしたら、君を守る力(剣)になりたいって言ってたよ。守り(盾)は、すでにいる人に敵わないってさ。ラーファちゃんだよね。」
タケオ「なー神様。ラーファも言ってたけど。スポンサーって何?プロデューサーとも言っていたような・‥。」
神様「その名の通りだよ。君も含めた、君の仲間をプロデュースし、支援する人のことじゃないか。僕の予想では、君がハートを盗めるのは、あと5体だと思うよ。『ハートを盗む』のLVは7で打ち止めだね。ただし、君がハートを盗んだモンスターは魔王級だ。君は7人の魔王級を従えることが出来る可能性があるという事だ。」
タケオ「なんで、7人限定なんだ?」
神様「エリクの使徒の数が7人だったから。なんとなく、そんな気がするってだけで、確証があるわけじゃないんだ。」
タケオ「エリクの使徒って?そして、どうして、こんなに俺たちに協力してくれるんだ?」
神様「人間が・‥エリクが好きだから・‥じゃだめか?」
タケオ「う~ん。エリクって誰?」
神様「魔族や神族には、寿命の概念がないんだ。僕は天界から、人間の暮らしを覗くのが大好きだった。覗いた人間には一人一人の個性があり、たくさんのドラマがあった。その中でも、1500年前に出会った、一人の少女エリクが、僕の神族としての感覚を変えてしまったんだよ。」
タケオ「神様。長くなりそう?」
神様「もうちょっとだけ続くんじゃ。」
タケオ「竜の玉を集める漫画みたいに、もうちょっとの方が、長くなるんじゃねーだろうな?」
作者からのお願いです。
ここまで読んで、少しでも面白い!
続きが気になる!と思われた方。
評価とブックマークの登録
をお願いします。
評価は広告の下に
☆☆☆☆☆があります。
そちらをクリックして,5個タップしていただけると、頂けるとありがたいです。
★★★★★にして下さい。
よろしくお願いします。




