表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

48/101

48.「サン.....。」

48話です。


ここまで読んで下さってありがとうございます。


評価&ブックマーク登録

まだでしたら、ぜひよろしくお願いします。


バカみたいに喜びます。


化け物が、風魔法を躱されても足場を崩し、タケにーちゃんんの逃げ道をふさいでいく。


あっ!この距離は! 私がそう思った瞬間だった。

化け物は、雷でタケにーちゃんの動きを止めた・・・。


このままでは、タケにーちゃんがバラバラにされてしまう。


私は化け物に自我をぶつけた。

化け物との意識争奪戦は、お互いに苦しくうめき声が上がる・・・。


私は、タケにーちゃんが気になり、意識をタケにーちゃんに向けてしまった。

[馬鹿が!意識の戦い中に、集中力を保てなければ負けて当然だぞ!!小娘!!しばらくだっておけ!!]



私は意識争奪戦に負け、再び傍観者になった。


私の目の前で、無数の風の刃が、タケにーちゃんに向かっていった。



「ラーファ。ごめん、さよならだ。」


「呼んだー?」


誰?この美少女は?


いきなり目の前に現れた美少女は、タケにーちゃんの代わりにバラバラに切り裂かれてしまった。


「よくもラーファを!!!」

「お前、俺のラーファに何をした―!!!!」

タケにーちゃんが、こんなに怒った顔をしているのを見たことはなかった。


無情にも、怒っているタケにーちゃんに向かって、風の刃がもう一度放たれた。

タケにーちゃん、避けて~。私の願いは届かないようだ・・・・。


その時、「落ち着きなさい。勇気と無謀は違うわ。」


シスターメイ!?

シスターメイがタケにーちゃんを救ってくれた。



~タケオ 視点~

シスターメイが言うには、この化け物がサンだという。


どうやら俺は、目の前で、ラーファがバラバラになり、冷静さを失っていたらしい。

シスターメイのおかげで、何とか冷静さを取り戻すことが出来たようだ。


俺はサンを救いたい。


『ハートを盗む』に頼るしかないんだろうな・・・。


ハートを盗むにしても、あの化け物のコアが光らない。 化け物の動きが止まったタイミングで、一瞬だけコアが光ったタイミングがあった。あれは、サンと化け物の間で何かが起こった・・・・。




おそらく、サンが俺を思い出したと考えるのが普通か。


まず、あの厄介な風魔法と雷魔法を封じ込めなければ・・・。

「シスターメイ!俺はサンを救いたい!!シスターメイにも協力してほしいのですが、シスターメイは何ができますか?スキルは何を持っていますか?」


「タケオちゃん、私のスキルは『隠密』といって、気配を消す事しかできない。」


隠密・・・。気配を消すか・・・。


俺はバラバラになったラーファを見た。

ラーファはバラバラ状態から、4分割ぐらいの大きさに戻っていた。


なぜだろうか・・・。擬人化していた時の体積に比べて、スライム化の時の方が大きく感じる。


「ラーファ!あのキマイラの魔法と動きを止めたい。協力してくれ。」

「オ」「ケ」

「あの、キマイラをラーファの中に取り込みたい。できるか?」

「カ」「ノ」「ー」




「シスター!俺がキマイラを引き付けるから、隠密を使って、ラーファの体をキマイラの体に擦り付けて欲しい。キマイラに、ばれない様に4回こすりつける必要がありますがお願いしていいですか?」



「まかせて!タケオちゃん。」


それじゃー作戦決行だ!!

作者からのお願いです。

ここまで読んで、少しでも面白い!

続きが気になる!と思われた方。


評価とブックマークの登録

をお願いします。


評価は広告の下に

☆☆☆☆☆があります。


そちらをクリックして,5個タップしていただけると、頂けるとありがたいです。


★★★★★にして下さい。

よろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ