表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

44/101

44.「何かいるのか?」

44話です。


ここまで読んで下さってありがとうございます。


評価&ブックマーク

がまだでしたら、ぜひよろしくお願いします。


バカみたいに喜びます。

~園長室前~

「ラーファを待つべきか。まぁ、何も気配を感じないし、本命は地下だ。地下からはたびたび振動がある。地下は後だ、園長たちには「世話」になったから、卒業生としてきっちりと悪事を暴いてやるぜ。」


俺は、この孤児院の運営が、園長たちだけで行われていると思っていなかった。

大きな商会や国などの、スポンサーがいるはずだと思っている。


俺がこの孤児院を訪れた理由は”孤児院での仲間の安否確認”、”生存者の救出”、”孤児院のバックが誰なのかの解明”、”孤児院の悪事の証拠集め”、この5個を目的にやってきている。


中でも、孤児院の黒幕探しは、孤児院出身者の敵討ちもしくは、復讐する相手の特定のため必要だ。



「園長室に入って、証拠集めから始めますか。」

俺は、園長室の探索を開始した。


「...。おかしい。金庫が開いている。取引情報はおろか、孤児院職員の名簿や孤児の情報までない。誰かが持ち出した?」


爆破があってまだ2日たっていないはずだ、ただの田舎の孤児院の問題なんだ。国が処理しにやって来るとしてもはやくて3日後だと思うのだが....。


「もしかして、金庫に保管してるのではなく、地下に保管しているのか?」


俺の勘では、地下に何かいるんだよ。きっとやばい奴が....。


「...。れだと...。お...る?」

「ギャー。」ドンッ! シュバー!!

何か地下から声と音が聞こえる。


今地下で何かといるやつは、

かなり重要な生存者に違いない。行くしかないのか?


俺は、少しだけ、のぞきに行く事に決めた。


~職員宿舎 地下~

地下もボロボロになっている。

あたりには、人間、モンスターを含めた生物だったものが散乱していた。


「うおっ!」

勉強部屋あたりから突風が吹いてきた。その風に乗ってゴブリン?と鬼?、あとオーがか?モンスターらしき物体が見るも無残な姿で飛んできた。なんか7匹ぐらいいるぞ?


「なぜ、モンスターが孤児院に?」

俺がそんな事を考えていた時だった...。


飛ばされてきた来た、鬼と目が合った。

「...。にぃ?」

「なんだ?お前?」


「..ぎ。ぎぃ。」

「なんだ、この鬼?」


「...む。.ン...けて。」

鬼の目からは涙が流れていた。鬼の目にも涙だな。


鬼は俺の目の前で、魔石に変わった...。

他のモンスターたちも次々魔石に変わっていった。


俺は無意識のうちに、鬼の魔石をポケットの中に回収した。

「なんだ?俺、なんで泣いてるんだ?」

知らぬ間に、俺の目から涙があふれていた。


「いったいこの先に、何がいるんだ...。」




「くらえぇー化け物が!ヘルファイヤー!」


ダッダーン!バーン!ガガーン!ボヨヨン!ボヨヨン!

すごい音が奥から聞こえた。


「無傷だと?この、化け物が。」


シューン。シュバッ!

「うがー。」


「重要参考人確保できるまでの、時間が無さそうだ...。殺られてしまう...。行くしかない...か。」


俺は、奥の部屋に向かった。



作者からのお願いです。

ここまで読んで、少しでも面白い!

続きが気になる!と思われた方。


評価とブックマークの登録

をお願いします。


評価は広告の下に

☆☆☆☆☆があります。


そちらをクリックして頂けるとありがたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ