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43.「職員宿舎」

43話です。


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~職員宿舎~

「爆心地って感じだな。何をすればこんな事になるんだ?料理を失敗したぐらいだと、この状態にはならないよなー。科学実験失敗って感じか。」


「さっきの女の子の話だと、ほとんどの子供たちは、サンへのお仕置きを見学させる為、この宿舎棟に呼ばれたって言ってたな。」


「誰か!?」

俺は声を出そうとしてやめた。この場所の空気がやばい。静まり返った空間の中なのに、何かのきっかけで、静寂が壊れてしまいそうな感覚がある。敵が潜んでいるかも知れないからだ。


「火災現場の”バックドラフト”って、こんな空気感なのかも知れないな。」

俺はプレッシャーに耐えられず、独り言を言った。

思えば、ラーファと離れ1人になったころから、独り言が増えているような気がする。


「まだ、行けるか?」俺は自分に問いかけた。

「まだ、行けるってよ。」俺の答えは、まだ、行けるだったようだ。


「地上より上の部分は、ものの見事に吹っ飛んでるなぁ。生存者がいるなら、爆風で吹き飛ばされたと考えるべきか。」

俺は誰からも返事のない問いかけを行った。


運動広場には瓦礫が散乱している。気配を消しながらあたりを探索したが、生物っぽい反応は無かった。生物だった物は見つけてしまった。たくさん散らばっているその物に。、俺は手を合わせ冥福を祈った。


俺は、自分が無宗教だと思っている。実家には仏壇があり、月に一度、お坊さんが来る家庭で育ったが信仰してますか?と聞かれれば「いいえ。」と答えるだろう。なんなら、特定のとかではなく、宗教自体が嫌いだ。歴史を振り返れば、どんな国にも、宗教が絡んだ政治闘争、戦争があり、宗教を利用している奴の存在が、信仰を利用し人の心を捻じ曲げる。その結果、たくさんの人が死んだ。宗教に係っていない人も、どっぷりつかり切った人もだ。


しかし、”無くても良いもの”ではないと言い切れる。信仰する事によって。心を救われる人。新たに生まれる文化や秩序。そして、宗教を介して知り合った男女から生まれる新たな命が生まれるからだ。つまり「必要?」「不必要?」の2択なら必要になると、自分は考える。


何事も、ほどほどに。そして、自分の信仰を当然と考えない事。他の宗教も理解する。それが大事。




ここに生存者はいないな...。 職員宿舎に向かうか....。



~宿院宿舎 寝室~

ここもベッドやタンスなど、いろんなものが吹っ飛び散らばっている。

生存者はいなさそうだ。まぁ捜索しよう。




「これは...。パンティーだ。黒のスケスケで肌触りの良い生地の奴だ。」

「おー、こっちにもあるぞー。....。鞭、蝋燭、縄....。シスターは変態だったんだな。」


まぁ、こんな孤児院じゃやる事なんて無いもんね。

俺は、妙に納得してしまった。



??「あの子ったら...。容赦ないわね。」 ぼそっ




「あとは園長室と地下の勉強部屋だけか....。」

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