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42.「跡形もねぇ」

42話です


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「タケオ?どこに寄り道するの?」

「俺が居た孤児院だ。あの孤児院を出て、自分の意思を持っている唯一の「卒業生」だからな。」


ただの噂だといいのだが、嫌な予感しかしない。あの孤児院は、どこから恨みを買っていてもおかしくない。何もなければ、それでいいんだ....。



~孤児院前~

みごとに孤児院の建物は崩壊し、あちこちで煙が上がっている。

「2日前に崩壊したって噂だったけど、まだ崩壊させた何かがいてそうだな。」


「タケオ。ここが生活してた場所なの?」

「ああ。ステキナキオクがたくさんある場所だ。生存者がいるかもしれないので探そう。」


~食堂付近~

食堂のあった場所付近にたどり着いた。天井は崩落しテーブルやイスが散乱していた。

「誰かいませんかー?」

返事がない。


~子供の寝室ゾーン~

ここは、食堂や職員宿舎に比べるとまだましだ...。この崩壊具合なら...。

「誰かいませんかー?」


ガタッ!ごそっ!

「!?そこに誰かいるのか!」


俺は音のした方に駆け寄った。ベッドとベッドの間かで、3人の女の子が震えているのを発見した。

「大丈夫か?何があった?」

女子1「園長先生の建物の方で爆発があったの。天井やいろんな物が崩れてきて...。」

タケオ「どうして。ここに残っていたんだ?」

女子2「お兄ちゃんたちが様子を見てくるから、ここで待っててって。まだ、6歳の子達が5人いるよ。」


さらに奥から、男の子3人と女の子2人が出てきた。


タケオ「君たちが知っている隠れている子は、もういない?」

女子1「うん。知らないよ。」


タケオ「他の子たちはどうした?爆発はいつ起こったんだ?」

女子2「爆発は昨日だよ。昨日の夜だよ。」


女子3「一昨日の昼に、84番のおねーちゃんが、みんなを集めて「この孤児院から脱出しよう!こんなとこにいたら、奴隷にされて売られちゃう。自分たちで自由を勝ち取ろう!」って言ったの。その後、園長先生とシスターに連れて行かれたの。」


84番!?サンの事じゃないか...。あのサンが?あの賢いサンが、そんな自分に不利になる事をするのか?きっと何かあったに違いない。


タケオ「84番のお姉ちゃんが、なにか言うちょっと前に、何かなかった?」

女子1.2「う~ん。何もなかったよ~。」


女子3「太っちょにーちゃんが、シスターコヨリに怒られてた後から見てないなぁ。」

誰だ?シスターコヨリって? 少なくとも、ジャイ子ではないな。


タケオ「その太っちょ兄ちゃんは34番じゃなかった?」

女子3「う~ん。分からない。」


タケオ「そのお兄ちゃんは『お使い』に行ったんじゃないの?」

女子3「違うよー。園長先生が変わってから、お使いを頼まれる子はいなくなったよ。」

園長がかわった!?  まぁどうでもいいか。


「ラーファ。ゴミ捨て用の入り口から入って、この子たちを冒険者さん達に預けよう。ミハラ村に連れて行ってもらって、ジブさんに預けよう。」


ちょっと頼んでいいか? 俺は、もう少し孤児院を探索する。

「わかったわ。タケオ、危ない事はしたらダメよ。すぐに戻ってくるから、待っててね。」



??「あれ?あの子は?」

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