38.「鑑定」の検証
38話です
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早速、新しく発現したスキルの実験を行う事にした。
「『鑑定』からやってみるか。」
俺は自分を『鑑定』した。
名前 タケオ
LV 2
年齢 10サイ
種族 ニンゲン
職業 魔王?
ダンジョン所持者『ラクエン』
スキル 『ハートを盗む』LV2
『鑑定』LV1
『錬金』LV1
体力 E
魔力 D
精神力 B
これが俺のステータスか。項目が思ったより少ないな。この世界には、HPもMPも無いのか。まあ、実際にスポーツするときも自己判断しかしないもんな。疲れたら休憩。動けないと感じていてもチャンスになったら走れたりする。数字で全てが決まるわけがない。これは、鑑定をひたすら使っって、データを集めるしかないな。
次に、ラーファ。
名前 ラーファ
LV 86
年齢 1万14サイ
種族 スファイエル(スライム系)
職業 魔王?の眷属
スキル 『回復』LV7
『結界』LV4
『補助』LV7
種族スキル 『スファイエル』LV2
『ヒールスライム』LV10
体力 B
魔力 S
精神力 B
やっぱり、俺よりはるかに強い....。LV86って何?おいら、2だよ....。
能力は思っていた通り、癒しの大天使様って感じだな。『聖女』って感じだ。
あと、モンスターには種族スキルがあるんだなぁ。ヒールスライムって?
「ラーファ、ヒールスライムってしってる?」
「へっ?今の私になる前の状態の事よ。赤くて、丸くてかわいかったでしょ?」
ラーファは、ヒールスライムだったのか。どおりで戦わなかったはずだ。
「タケオ、ヒールスライムは戦えないって思ってない?ヒールスライムの時にはスライムの高レベルのスキルを持っていたから、溶かしたり、ドロドロ液を噴射したり出来たんだからね。」
神化とともに、種族スキル「スライム」が無くなったって事か。もてる種族スキルは2個が限界なのか?いずれにしても、検証が必要だな。
アイテムの『鑑定』してみるか。
じゃあ、剣を鑑定してみるか。
鉄の剣:平凡な鉄の剣。
はい...。想像どおりです。 はい....。
「タケオー。これを鑑定してみて?」
これは、通称ラーファ液!?俺のピンチを救った癒しの液体。確かに興味がある....。
ラフポーション:特殊ポーション。 生産者と使用者の相性によって効果は様々に変化する。
何これ?ちょっと特殊すぎて怖いんですけど....。
「ラーファ。俺の大好きなラーファ液は、ラフポーションという名前らしい。効果は生産者と使用者(俺)の相性で決まるらしい。」
「タケオにとっては、ポーションになるけど。違う人にとっては、毒になるって事?」
「そういう事だ。他の人が傷ついたとき、むやみに使ってはいけないな。」
「わたしの汁が、タケオ専用って事ね。」
ラーファ....。言い方。
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