3.「スキル決定」
3話目です。投稿初心者で不慣れなですいません。
がんばりますので、できれば応援よろしくお願いします。
2022.4.9 加筆修正しました。
よろしくお願いします。
「じゃあ、ユニークスキルから決めよう。どんなスキルがいいのだ?」
「いや、転生って初めての経験なんで...。よくわからないんですよ。」
「たいがい、みんな初めてじゃわい!」
「初めてなんで...。やさしくしてね♡」
「気持ち悪いわ!ええかげんにせい!」
「なー神様。みんなは、どんなスキルをえらぶんだ?」
「典型的な日本人め。ユニークスキルを作るのに他人の意見を聞いてどうするのじゃ?だから海外の国々から個性が無い人種って言われるんじゃ。まったく。」
「神様...。あんたいったい...。日本人を敵に回したいのか!?」
「じゃあ、タケオ!日本での心残りを言ってみろ。ユニークスキルはそれでいいじゃろ?」
「〇〇ちゃんのハートを盗みたかったです...。本当に...。ホントーに...。あんな事やこんな事‥。あんな夢、こんな夢、いっぱいあるけ~ど♪」
タケオ...。なぜド〇エモ〇の歌を歌う…。
「こほんっ、すまん。そうじゃったな。 よし、ユニークスキルは『ハートを盗む』に決定じゃ!」
「『ハートを盗む』いい響きじゃないですかー。彼女いない歴25年の俺にとってモテスキル、大いにけっこー。いや愉快、愉快。」 「タケオ、おぬしキャラ設定が曖昧になっておるぞ?」
「さて、次は身分か?スキルか?ユニークスキルは★5じゃから、あと★5個までじゃ。」
「神様。身分はいいや。いらねぇー。立場や身分ってもんは与えられるもんじゃねぇー。自分の行動で実績や仲間を作り、築き上げていくもんだ。だから、身分はいらねぇー。」
「タケオ、わしにはお前のキャラがよくわからん。賢いのか、ばかなのか。身分を選択せん場合は孤児からのスタートになるんじゃぞ?いいのか?結構、過酷な環境じゃぞ?」
「孤児?奴隷みたいに自由を束縛されていなのなら何でもいいよ。」「わ、わかった。」
「神様、2個目のスキルは物を生み出す能力が欲しい。日本での仕事が、物を作る仕事だったんだ。あっちの世界で、何もできねぇ役立たずにはなりたくねぇんだよ。何か物を作ることが出来るのなら少しは人の役にも立てるんじゃないかと思ってね。」
「ふむ。『錬金』はどうじゃ?何かと何かを掛け合わせ何かを生み出すスキルじゃ。『錬金』だけでも錬金術師という職業に就くことができる。優れ物のスキルじゃ。転生者にも、人気のあるスキルじゃぞ。」
「うん。ありがとう神様、2個目のスキルは『錬金』にする!」
「『錬金』は、★3じゃ。あと★2じゃな。」
「3個目は...。物を見抜く力...。死んじまったんだけど…。親父が言ってたんだ。世の中には本物と偽物しかないって。本物を見抜く力があれば、だまされる事はないってな。」
「ふむ。『心眼』、いや『鑑定』じゃな。『心眼』は対象相手・物品の情報、嘘と真実、ちょっとした未来も見抜けるスキルじゃ。しかし★5なのじゃ。ほぼ、ユニークスキルといっても過言ではない優良スキルじゃ。『鑑定』は対象相手・物品の情報しか見る事が出来ない。★3じゃ。ありゃ★3は与えられんじゃないか。」
「★2でそれ系のスキルってないのかよ?」
「無い...。しかし、『ハートを盗む』の能力は、わしも分からんし...。特別じゃ。お前には★11個分を授けてやる。本当に特別じゃ。」
「おー。ありがとうカミサマ。」
「なんで、カタコトなんじゃ?」
「おーありがとう神様!」
「これで、授けるものは決まったが、なにか質問はあるか?」
「相対性理論について知りたいです!」
「ほう、相対性理論とは、時間と空間の考え方に革命をもたらした理論の事で...質量と...重力は...というアインシュタイン博士が...」
「神様。長くなりそうだし。もういいや」(笑)
「貴様。一度死んでみるか?」
「もう死んだんだよ。そして今から…。始まるんだ。新しい世界がな!!」
「フム、あいつに似ている‥。良い顔じゃ!!」
「じゃー行ってきます。」
「面白いやつじゃ。あっちでも頑張れよ。タケオ。」
「おー。ありがとう。そして、さよならだ。神様も達者でな!」
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