29.「相談」
29話です
よろしくお願いします
石田光成 登場
まだまだ、転生者がまだまだ、でるかもね
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「タケオ殿、某のわがままに付き合ってもらって忝い。話がだいぶそれてしまった。ところで、タケオ殿はこの世界で何をしているのだろうか?」
「ジブさん(光成氏)、やっと自由を手に入れたって感じなんですよー。」
ジブさんは、バカみたいに真面目で冗談とか通じ無さそうだ。だけど、誠実な人柄を感じるし、理解者であると信じる事にした。まぁ、何かあっても準魔王級の相棒がいれば問題ないでしょう!!
俺は今まで自分に起こった事、ラーファの事、ダンジョンの事を伝えた。豊臣政権の実質の宰相(総理大臣みたいなもん)にアドバイスを貰えるのはありがたい事だと思う。
「だんじょん?洞窟の経営を考えておるという事ですか?だんじょんぽいんと?ほう、だんじょん国内だけで使える銭という事ですな。だんじょん国内での戦闘で税が...。ほう、居住しても税...。異人種がふえれば税。なんで...異人種が増えたら一度だけ税が...。そういう事か。ふむふむ。」
あのージブさん? おーい?ジブさーん!カンバ~ック!!
「あのー?ジブさん?」
「あータケオ殿。何か?ぶつぶつ....。ブツブツ...。居住者が...。戦闘も....。」
「おーい?ジブさん?」
この人、ダメかもしれない....。
「あなたー、ご飯が出来ましたよー」
「タケオー、ごはんよー」
「うん、ラーファ。今いくー。」
「ぶつぶつ...。住むという事は...。」
「おーい?ジブさーん?? ジブ!!こらっ!!いくぞ!ついて来い!!」
「!? ハイッ!!」
やばいイラッとして偉そうに言ってしまった...。怒らせてしまったかもしれない...。
「ごめんなさいねー。タケオちゃん。この人は考えだすといつもこうなのよー。にこにこ。」
サリさんは、なぜか嬉しそうだ。きっとこの人の性癖はやばいんだろうなぁ。そんな匂いがプンプンする。
「タケオ。見て見て!!この芋、私が剥いたのよー。」
「ラーファちゃんって器用よねー。このいもを全部剥くのに5分もかかって無いのよー。ザルに入れて皮むきお願いねって渡したら包丁も渡して無いのに、すぐ「できましたー。料理長、確認お願いします!」って言ってくるんだもん。驚いちゃったわよ~。この芋って、サトイモよ~。」
サリさんはこの包丁無しで皮がむけたという矛盾に気付いていないようだ。
「....。」ラーファさん? 君わかってる? ボクタチニンゲンダヨ?
きれいに剥けたサトイモが30個ぐらいあるよ....。
食事は、米と味噌汁、サトイモの煮物、生野菜サラダだった。
孤児院ではパンがあったし、この家では和食だし。
質素な洋食と和食...。この世界の食事事情は、昭和初期の日本の食卓レベルかなぁ?
「「いっただーきまーす。」」
俺とラーファはがっついた。
ラーファは知らんが、俺はがっついた。
「うまい。」とりあえず、うまいしか感想が出て来ない。
「タケオちゃん?大丈夫?もしかして不味かった?」
サリさんが俺を心配そうな顔で覗き込んでいる。
「タケオ。泣いてるよ。」
「あれっ?俺泣いてる?なんで?」
俺はご飯を食べながら泣いていたらしい。
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