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23.「スキルとは?」

23話です

ここまで読んで下さった皆様

ありがとうございます。


応援ありがとうございます

よろしくお願いします。

「ダンジョンについては以上じゃ。何か質問はあるかい?」

「実際にやってみないと、わからないレベルだと思いますので、大丈夫です。」


「ほかに質問はあるかのぅ?」

「神様に質問がある時は、どうすればいいでしょうか?」


「わしは、みんなの心の中にいる。だからいつでも会える。」

「いやっ、自分にはそういう曖昧なやつ必要ないんで~。」


「な、なんじゃ...。のりが悪くなったのう。ラーファちゃんとわしは繋がっておる。君のピンチには出んが、ラーファちゃんのピンチには登場する予定じゃ。」

「ちっ。」


「えーっと。そうだ! スキルですよ神様。『ハートを盗む』がラーファ以外に使えない理由ってなんですか?」


「『ハートを盗む』はレベルにつき1匹までなんじゃ。レベル1なら一匹、レベル10なら10匹って事じゃな。ダンジョンコアが盗めたのは、一度ラーファちゃんのハートに変換したから、1匹分でのカウントという事じゃ。」


「しかも『ハートを盗む』は、どんなモンスターでも盗めるわけではなく、相性が重要じゃ。力量差の問題もあるしのぅ。タケオはへなちょっこじゃから、強いモンスターのハートも盗めないのじゃないかのう。」


「それに、君は転生するときに★11個で転生しているから

通常の人の10.000倍の成長の遅さなんじゃ。普通の人がLV2に上がるのにEXPが10

必要なら、EXPが100.000必要になるって事じゃな...。

タケオはレベルが上がりにくいから、モンスターの仲間は増やしにくい。『ハートを盗む』モンスターは慎重に考えた方がいいじゃろうな。」


「おい、神様。経験値は1.000倍じゃなかったっけ?詐欺なのか?」


「ちっ。覚えておったか。★11個の君だけ特別すぎるから、EXP倍率を10倍にしなさいと...。神様協会の会長に言われてのう。君が転生して1年目ぐらいまでは隠せておったんじゃがのう。」


「今、「ちっ」って言った?ねぇ「ちっ」って?」

「はいはい、ごめんね。ごめんね~。」

「神様。ちょいちょい、古いぞ。」


「『ハートを盗む』の事はわかった。あとは、『錬金』『鑑定』が発動しないんですが...。」


「それは、年齢じゃろうな。前後はあるが、4か月後には発動しているじゃろう。」


「神様協会とは?」

「神様の協会じゃ?」

「...。」

「わかった...。わしは今期、広報部長になったので説明してやろう。神様協会とは、転生者に係っている神様が集まった集合体じゃ。」


「ってことは、この世界に、俺の他にも転生者がいるという事ですか?」


「君の★11個は特別じゃが。君だけが特別なわけじゃない。

神様協会は100人の会員で成り立っておるから、最大100人の

転生者がいてるという事じゃ。」


「ごくっ。その、転生者たちの100人の目的は?」


「じゃあ、代わりに聞くが、武雄君。君の目的は?目標は?」


「わかりません...。」


「そう、それでいいんだ。かわいそうで、理不尽な死に方を

してしまった人に、もう一度生きてるって事を実感して貰いたい。その思いで、わしら神様は転生者と係っておるんじゃ。」


「もちろん魔族として転生した人だっているだろうし

君とは違って、身分を求めた人だっているだろう。

生きていくうえで、目標なんてものは出来ていくもんだ。

君が転生するときに全然知らない世界を救う「救世主になってもらわんと困る!」とか言われても来てくれたかのぅ?」


思っていたよりも、この世界は、色んなものが複雑に絡み合っているのかもしれない...。


俺の進むべき、道はいったい...。


面白い!

続きが気になる!

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