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17.「ダンジョンコア」

17話です。

よろしくお願いします。


やっと書きたかった展開になってきました。


厚かましいお願いですが

評価とブックマーク登録が頂きたいです。


応援よろしくお願いします。

「ラーファ。あれがダンジョンコアか?」

「Y」「E」「-」「S」

久しぶりに見るとイラッとするな。


「ここまで来たけど、どうするか決めてなかったな。

ラーファは何か考えがあるのか?」


ラーファは形状変化と形態文字を巧みに操り説明してくれた。


ややこしくジェスチャーゲームみたいになっていた。

「えー。好きな子が出来た? えっ? 違う? う~んパス!」

「!?」

「パス無し?う~ん俺にダンジョンコアを盗めって事? え?違うの?」


~半日が経過~

「ラーファ。休もう。無理だ、これは精神修行だ。腹も減ったし、のども乾いたし。

明日にしよう。寝させてくれ~。頼むよ~。明日会議なんだよ~。」

俺は妻に迫られるのを拒む夫のふりをしながら言った。


考えても見てほしい、言葉の通じない外国人と永遠に続くジェスチャーゲーム....。

伝えたい目的はあるのだろうが、検討もつかない...。

これは拷問だ。一流のスパイだって根を上げる...はずだ。


ラーファの注文が多い事から、重要な事をする必要があるんだろう。


ラーファは「ふぅー」とため息を吐いた。


そして急に赤くなり、モジモジしながらこっちを見ている。

「ん?なんだ?」


ラーファは、俺の目の前で薄く平たくなった。

「!?」


俺は忘れていた。食事はラーファのエキスだったんだ。

昼飯やのどの渇きは水鉄砲みたいな水流を口に入れられていただけだったから

忘れていたんだけど。


ラーファの中で寝るのを断ったら...。

もう、ご飯くれないかもしれない...。


俺は覚悟を決めた。

「好きだよー。ラーファー。愛してるーっ。」

こうなったら、やけくそだった。

俺は愛の言葉をささやきスライム(ラーファ)めがけてダイブした。


ドゴンッ!


「躱されただと!?連邦の〇〇は化け物か!?」

「ひどいじゃないか。ラーファ。」

ラーファは真っ赤になりフルフルしている。


「怒っているのか?」

フルフルッ フルフルッ

「ハ」「Z」「イ」

「Z...Z、わかったぞ、恥ずかしいのか。」

「Y」「E」「-」「S」


俺はラーファの横に座り頭を撫でた。

ラーファは俺に寄り添いべったりしてきた。


「ごめんな。悪気はなかったんだ。俺も恥ずかしいから照れ隠しをしてしまった。」

もともと赤いラーファは、真っ赤になり「きゅ~」と鳴いた。


何だろう、この丸っこいだけのスライムが、かわいく見えて愛おしい。

これもダンジョンの魔法なんだろうか。


俺たちはダンジョンコアの前で絡まった。

俺はラーファに包まれてそのまま寝てしまった。


まさか、初体験がスライムになるなんて...。

しかも、俺の人生で最初の行為だぞ...。

んっ?初体験ではないような....。


そんな雰囲気だけどそういう事になるのか?


まぁ、ラーファと一緒なら、なんだっていいや。

「おやすみ。ラーファ。」


面白い!

続きかもーん!

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