16.「最下層」
16話です
よろしくお願いします。
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ありがとうございます。
本当に励みになります。
読み専時には気にも留めていなっ方のですが
評価をいただくのって難しいんですね...
ぐすっ
ラーファの道案内もあり、BF5への階段はは半日ほどで見つかった。
ラーファが仲間になった時、発動したのは『ハートを盗む』で間違いないだろう。
ただ、ラーファ以外にコアが光るスライムを見てないし
俺のこの手が光って唸る事もなかった。
「あの時を思い出せ。考えろ。」
だが、生死を彷徨っていたこともあり、記憶が曖昧になっていた。
「武士道とは死ぬことと見つけたりー!的なやつでラーファに特攻したのは覚えてる。」
「ラーファ。お前はあの時、ブルブル震えていたけど俺が怖かったのか?」
ラーファは少し考え、「N」「O」と言った。
「う~ん。怖くないならどんな感情だったんだ?」
ラーファは真っ赤になり、手のひらの形になり俺の頬にビンタした。
「いてっ。お前、段々器用になっていくなー。」
なぜ怒ったのかはよくわからんが、きっと俺がいらん事を聞いたのだろう。
どんなに考えても、スキルの発動条件はわからない。
ラーファとだから発動したのか?
死にかけていたからいたから発動したのか?
ハートを盗めるのは1匹だけなのか?
そして、他のスキル『錬金』『鑑定』はまだ出来ない。
「なんか、スキルを扱うコツがあるのかもしれない...。」
色々考えながら歩いていると、ラーファが重そうなドアの前で立ち止まった。
「俺が開けるのか?」 フムフム
「じゃあ、開けるぞ。」
「....。」9歳の体では重かった。
『ラーファがさみしそうにこっちを見ている。仲間にしますか?』
こんなコメントが聞こえてきそうだ...。
何度体当たりしても開かない。
「ラーファ手伝ってくれ。」 「きゅ~」
ラーファは人間の足の形になった。
「ラーファ行くぞ。タイミングを合わせろよー。1.2.3 ダァ~。」
俺は体当たり。ラーファはドロップキック。
俺たちは跳ね返された。
「...。」 普通は開くでしょ。
2人の体が光に包まれるとか、なんかのイベントになる場面でしょ。
物語の重要な局面になっても、おかしくないポイントじゃないですか?
~20分 経過~
「はぁはぁ、ラーファ。この扉の設定厳しくないか?」
ピコンッ! ラーファは閃いたようだ。
「なになに?「押すんじゃなく引いてみて。」だって?」
俺は、試しに扉を引いてみた。
ぎぃ~。
「...。」
「昔の人は良く言ったもんだな...。」
1人と1匹は、扉の前で何とも言えない気分になった。
ラーファは手のひらの形になり、俺の右型に乗った。
「反省…。」
「ラーファ。その慰めはいらねーよ...。でもグッジョブだ。」
ラーファを見ると
手のひらの形から、親指を突き立てた形に変わった。
開いた扉の先を見ると
台座の上にのった、人間の頭ぐらいの大きさのクリスタルが見えた。
続きが気になる!
砲煙してやるぜ!
ラーファ はぁ はぁ
と感じたかた。
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