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13.「お前がボスか?」

13話です。

よろしくお願いします。


2022.4.9 加筆修正しました。

よろしくお願いします。

「階段の重力に負けそうだ...。」

何だ?階段の重力って...。

上りより下りのほうがしんどいんだよ‥‥。


なんとかBF4に到着した。

降りた先は6畳ぐらいの部屋みたいな空間だった。


捨てられて6日目にさしかかろうとしている。


体力はとっくに限界だ。

「シスターメイ、サン、ゴージ、俺はここまでみたいだ。」

6畳ぐらいの空間に、今か今かとスライムが集まってきている。


日本で飼っていたメダカさんも死ぬ前は、こんな気分だったんだろうな。


「俺が力尽きるのを待ってるんだな。この命、ただではやらん!」

俺はフラフラと歩いているとはいえない状態でスライムに向かった。

死が訪れるのを待つのではなく、自分の意志でスライムに攻撃し

反撃されてあの世に行きたかったからだ。


「なんだ?あのスライムだけ色が違うぞ。」

1匹だけ赤?ピンク?色の普通より大きなスライムがいた。

しかも、中央のコアが光っているように見える。


「お前がボスかー?3倍速く動くのか?角が生えてねーぞ!」

俺はスライムの色が赤っぽいだけで、なぜかエキサイトした。


びくっ! 赤いやつは震えている。


「敵将覚悟ー!」

「武士道とは、死ぬことと見つけたり~」


俺は、武士でも武将でも、ニュータイプでも無かった…。


ボてっ!


俺はこけた。盛大にこけた。


どうやら

『昔やってたスポーツを、おっさんになってからやると

イメージに体がついて行かないやつになったらしい。』




こけた手の先には、赤い奴がいた。

本当はわかっていた...。


こけなくても、普通のスライムを倒す体力も残って無い事は。


男の意地を見せたかったんだ‥‥。

雑兵よりも大将にやられたかったんだ…。


涙がでちゃう。だって...。男の子なんだもん!


ぶるっ!赤い奴はもっと震えている。


後は‥‥。手の先で赤い奴をひっかいてダメージを与えて

反撃されるのを待つだけだな。

「くらえ!」


最後の気力を振り絞り、手の先に力を込めた時、

ピーピーピー。キラーン。

妙に、バカにした感じの効果音が鳴り響いた。


「はいっ?」


なぜか、俺の手が光っている。


「なんだ、この光は?これが...。シャイニング手のひらなのか?」


その手が赤い奴の体に触れ瞬間..。

赤い奴と俺を謎の光が包み込んだ。


光は一瞬で収まった。




俺の手が赤い奴のコアを取り出していた...。


「すげぇ~きれ‥い…だ‥な・‥‥。」


そして、俺は、そのまま、赤い奴にもたれるようにして、意識を失った...。



少しでも面白い!

応援してやる!

続きを早く書きやがれ!

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