1.「転生は突然に」
初投稿です。
よろしくお願いします。
2022.4.9 加筆修正しました。
俺の名前は五十嵐武雄 25歳
今日は待ちに待った、受付のあの子とデートの日だ。アタックにアタックを重ね初デートにこぎつけた。
人生25年間で初めての経験だ。
「準備は万端、後はあの子がやって来るのを待つだけだ。」
俺は、大阪で有名な待ち合わせスポット前の観覧車を眺めながら、今から始まるデートに思いを寄せ、心を躍らせていた。
「絶対〇〇ちゃんのハートをゲットしてやるぜ~。」
このセリフが、現世(この世界)で残した最後のセリフになるなんて、想像もできなかった....。
数分後、待ち合わせにやってきた〇〇ちゃんを発見した。
俺は大げさに「おーい」と手を振った。
んっ?彼女の様子がおかしいぞ。
彼女は何か叫んでいるようだが、よく聞こえない。
「えっ?何ー?」「武雄くーん!逃げてー!」「えっ!逃げるって何?えっ?」
彼女の声が聞こえたと思ったら、目の前に人の頭ぐらいの大きさの、隕石のような白く輝く石があった...。
直撃だった…。
「武雄くーん‥。く~ん。く~ん。」
俺に呼びかける彼女の声を聴きながら
一番楽しみにしていた、デートを目の前にして
俺の一生は、終わってしまったのだった。
そこからの記憶は無く、気が付くと目の前に白い服を着たおっさんがたっていた..。
続きが気になる、応援したいって方
ブックマークと評価をお願いいたします。




