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異能発動〜開眼〜
青也たちは校長先生の歓迎の言葉を聞いた後
入学式が終わって
それぞれの教室に移動していた。
入学式時に座っていた席列で分けられたようで
瞬矢とも同じクラスになった。
新入生たちはこれから異能を開放する儀式を行い
その異能のレベルによって
クラス決めがされるらしいと説明された。
青也たち20人がいる教室に
メガネをかけた細身の女性が入ってきて
「はじめまして新入生の皆さん。仮、担任となります児玉ワルンです。」
ハーフ顔をしているが、いかにも堅物と思えるようなイメージを持たせる
表情や喋り方で挨拶をした。
歳はまだ20代だろうか、若さを感じる。
女性は一通りクラスの生徒たちを見渡し
「きっと楽しみにしていたでしょう、儀式をやるために今から演習場に向かいます。」
「それでは廊下で列になってください。」
そう言って両手を叩き生徒たちを促した。
青也はすでに出来始めた列に並ぶと
瞬矢がコソコソと近づいてきて
「いよいよだな。」と青也に囁き後ろに並んだ。
みんなが列になったのを先生が確認して
青也たちは演習場へと向かい始めた。