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超短編2

言葉なんてなくても。

作者: しおん

 言葉なんてなくても、人と人とは分かち合えると思う。


 顔に出る表情や身ぶり手振りで大体の感情は伝わってしまうし、目は口ほどにものを言う。だから、相手の心情を知るのに言葉なんてものはなくたっていい。


 それから、非常口にも使われているピクトグラム。これは人の行動を簡略化して描かれたもので、文字なんかより多くの人に物事を伝えることができるはずだ。


 国際化が進んでいく社会で複数の言語を習得する人は少なくないだろう。自分には必要ない。そう思っていた人であっても、必要にかられて身につけざるおえないことがあるはずだ。


 だからといって母国語を蔑ろにしてはいけない。正確な日本語を理解していないのに、他国の言語を習得するのもおかしな話だ。それこそ言語は図らずも統一されてしまうのではないだろうか?


 昔は新たな日本語として翻訳していた外来語も、今はカタカナを使ってその表現を保ったまま使用されることが少なくない。そういった言語の侵略は、日本語の使用回数の減少と場合によっては正しい意味を知らずに雰囲気で言葉を使っているために本来の国では意味が通じないものが生まれてしまうのではないだろうか。


 そんなものが生まれてしまうくらいなら、無理に他国の言語を使わずに主に簡単な絵とわかる範囲で言語を使用すればいいと思うのだ。

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