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ふたつのみち

作者: ゆうたん

10分程度で書いた思いつきの作品です。

あるところに、二つに分かれている道がありました。

その道を歩いてきた人1人


「…道が分かれてる、どっちに行こうか。」


迷っていると2人組がやってきて、1人は右へ、もう1人は左の道へと進みました。


「君はなぜ立ち止まっているの?」


右の道にいる子に話しかけられたので、こう答えました。


「どっちの道へと行こうか迷っているんだよ。」


すると左の道へと進んだ子も


「なぜそんなことを迷うの?」


と質問されました。

本当の理由はわかっている、しかし…


「そんなこと聞かれてもわからない、自分でも右の道へと進みたい、でもなぜか迷うんだ。」


と、答えました。


「じゃあ右の道に行けばいいじゃん。」

「いや、お前は左の道を抜けたところにある街に行った方がいい。」


やっぱり、誰かがそういうと思った、だから迷っていた。


するとそこに剣を持った人が来ました。


その人は迷わず、道と道の間にあるいばらの茂みに進みました。いばらを切っては進み、切っては進み、その人が見えなくなったら、いばらは伸び、また茂みに戻りました。


「なにあの人。」

「変なの、わざわざいばらがあるところを通るなんて。」

「で、君はどっちの道に進むの?」


自分にその声は聞こえていませんでした。

今の人を見た瞬間、何もかもがどうでもよくなり、その身ひとつでいばらの茂みにへと走り出しました。

二つの道を二つに分けれるものに例えてみてください。

茨の道はそのどちらでもない特集なものに置き換えてみてください。

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