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放課後ブレーメン  作者: まーサンタ


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第1小節「四匹の迷子」

誰もいない音楽室。


埃をかぶった楽器。


壁に残された全国大会の写真。


そこには、かつて響いていた音楽の記憶だけが残っていた。


けれど、誰もいなくなった場所には、まだ終わっていない何かがあった。


⸻


廃部寸前の吹奏楽部に、


一人の少年が訪れる。


⸻


神谷奏。


彼が見つけた古い楽譜の最後には、


先輩たちが残した言葉が書かれていた。


⸻


『音楽は、居場所をなくした人を迎えに来る』


⸻


その日。


放課後の音楽室に、


最初の音が響く。


⸻


『放課後ブレーメン』


開幕。

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